2024年4月27日(土)〜5月26 日(日)に開催される、東京都による「SusHi Tech Tokyo 2024」。ショーケースプログラム(一般向けイベント)は、日本科学未来館、シンボルプロムナード公園、海の森エリア、有明アリーナの4会場で行われる。“2050年の東京”を体験できるという一大イベントの概要を紹介しよう。

エリアごとのコンテンツ内容・開催日程

日本科学未来館(4月27日~5月26日※5月7日、14日は休催)

<未来をつくる発明を体験するエリア>46コンテンツ

手塚治虫作品のキャラクターを案内役に、想像力を刺激するテクノロジーや、サステナブルな取組など、東京の暮らしを変える多様な発明を展示。アイデアを形にするワークショップなどで、こどもたちのひらめくチカラを育むコンテンツが展開される。

画像: 日本科学未来館での展示イメージ

日本科学未来館での展示イメージ

【展示コンテンツ】
・ロボットプレゼンテーション
「2050年にロボットはどんな活躍をしている?」かを、ロボットが自らプレゼンする。
・おばけレストラン
「あの食材が肉や魚介類に!?」未来の食の姿をプロジェクションマッピングで楽しく学習。
・伝統×革新の次世代型モビリティ
160年超の歴史を持つ宮本卯之助商店と最先端プロダクト開発型企業のRDSが手を組んだ、伝統×革新の次世代型モビリティを展示。
【ワークショップ】
・こども発明教室
「あそび」「どうぐ」「しょく」をテーマに、最先端企業と共にアイデアを形にする発明のプロセスを体験するワークショップ(小学生対象)。
・みらい発明起業講座
会社を起業して世の中をより良くするビジネスを考えるワークショップ(中高生対象)。
【特別企画】
●2050年 学校アイデア会議
登壇者と会場参加者が一緒に未来の学校について考えるセッション。監修はスタンフォード大学・オンラインハイスクール校長で哲学博士の星友啓氏。
●女性起業家等による学生向けワークショップ
ロールモデルとなる起業家らを講師に、起業について学ぶプログラムを実施。

シンボルプロムナード公園(5月12日~5月26日)

<食を中心に、江戸から未来を楽しめるエリア>21コンテンツ
キッチンカー、フードブース 各日20店舗以上

江戸から続く伝統と、未来の東京をさまざまな視点で比較しながら、「食べる」「遊ぶ」「乗る」「買う」を通じて未来へのワクワクを発見できる会場。廃材を利用したアート作品も展示されるそうだ。

画像: シンボルプロムナード公園のイメージ

シンボルプロムナード公園のイメージ

【FOOD】環境にも人間にもやさしく、さらにおいしいグルメが集結
●Z品グルメガーデン
代替肉や100%植物性のアイスクリーム、人にも環境にも優しいZ世代も絶賛のグルメを中心としたキッチンカーが並ぶ食のフェスティバル。江戸時代から続く伝統の味や東京産食材のメニューも登場。
【PLAY】江戸から時代と共に変遷した遊びを紹介、誰もが楽しめる「ゆるスポーツ」などを体験する
●ゆるスポーツ体験
年齢や性別、障害の有無にかかわらず誰もが一緒に楽しめるスポーツを体験。道具には古着なども活用します。
【MOBILITY】 最新のモビリティを乗り比べ
●最新モビリティ試乗
環境に優しいモビリティが勢ぞろい。高速でも低速でも安定した走行ができるモビリティや車いすと合体して走れる電動モビリティをはじめ、バラエティ豊かな車種の中から好きなものを選んで試乗できる。
【MARKET】 衣・食・住の目利きが選んだ商品やワークショップを展開
●未来のヴィンテージファッション
古着をリメイクし、新しいスタイルのファッションを紹介。
●規格外野菜等販売
形が不揃いなどで流通に乗らない野菜等を販売。
●アップサイクルD.I.Y
地域の企業などから集めた廃棄物を、ベンチやアートに変身させるワークショップを開催。

海の森エリア(5月13日~21日)

<陸・海・空の最先端技術が集積するエリア>33コンテンツ

「海の森エリア」では、普段から“陸・海・空”の広大なフィールドの高いポテンシャルを生かし、先行プロジェクトとして「次世代モビリティ」、「最先端再生可能エネルギー」、「環境改善・資源循環」の3つのテーマで東京が目指す「未来のまち」の実現に関わるさまざまな最先端テクノロジーの実装が行われている。

画像: 海の森エリアのイメージ

海の森エリアのイメージ

「SusHi Tech Tokyo 2024」では、これらの展示を行うとともに、アニメ「僕とロボコ」のキャラクター・ロボコの案内で、先行プロジェクトの技術をわかりやすくご理解いただけるよう、様々なコンテンツの実演・体験がなされるそうだ。

●最先端再生可能エネルギーエリア
最先端の太陽光や風力の発電設備を展示するほか、船着き場では水素生産船などを見ることができる。
●次世代モビリティエリア
空飛ぶクルマを展示するほか、ドローンによる様々な飛行を実施。
●環境改善・資源循環エリア
CO2の低減に資する環境改善技術を展示するほか、海面を自動で清掃するロボットを実演。
■その他のコンテンツ
ファミリーや子どもたち向けに、休日を中心に下記のコンテンツを実施。
●ドローンワークショップ(5月12日、5月18日、5月19日)
ドローンを知り、身近に感じていただくため実際にドローンを製作。実際に操縦し、持ち帰ることができる。
●サイエンスショー
楽しい実験を通じて、分かりやすくテクノロジーやエネルギーの仕組みを伝えるサイエンスショーを実施。
●カヌー・ローイング体験会
水辺に触れて水質環境等に関心を持っていただくため、カヌー等の体験会を開催。
●フードエリア
日本科学未来館の「おばけレストラン」企画で投影される食材の実食や、微弱な電流を流すことで塩味が強く感じられる食器「エレキソルト」の体験イベントなどを実施。
●モビリティコーナー
パーソナルモビリティをコース内で自由に乗車可能。
●水素エンジン搭載船「ハイドロびんご」乗船体験※要事前予約(5月15日、5月16日、5月18日、5月19日)
●「空飛ぶクルマ」「ドローン」などの次世代モビリティ展示(5月12日〜5月21日)
●微弱電流で味が変わる食器「エレキソルト」体験(5月18日、5月19日)

有明アリーナ(5月17日~5月21日)

<体験・共感を生む発信の拠点>25コンテンツ
キッチンカー6店舗程度、フードブースあり

画像: 「yama」のスペシャルライブも実施される(※要事前応募)

「yama」のスペシャルライブも実施される(※要事前応募)

未来のニュースが次々と映し出される映像通路を通り抜け、2050年の東京にタイムスリップ。衣食住、買い物、乗り物などテーマに合わせた演出で、最先端技術による“未来の一日”を体験できる。

【展示コンテンツ】
●搭乗操作型ロボット
搭乗操作型ロボット「THE ARCHAX」を展示。変形のデモンストレーションも実施される。
●宇宙エレベーター(5月17日〜5月21日)
電車に乗るように気軽に宇宙へ。夢の宇宙エレベーターに乗り込む体験が可能。
●空飛ぶクルマ
「日常の移動に空を活用する」未来を目指し、公開有人飛行試験に成功した一人乗り試験機「SD-03」(SkyDrive)の展示機を間近に見て運転席に乗り込める。
●パワードスーツ
アシストスーツやロボットによって作業負担を軽減したりフィジカルの特殊技能を補ったりすることで、多様な働き方が自由かつ簡単に実現できることを体験できる。
●インドア・ファーミング
食糧不足の要因のひとつは「生産」と「消費」の場所が離れていること。それを解消するために、都会でも一人ひとりが「育てて食べる」ことを楽しめるインドア・ファーミング用デバイスとシステムを展示。

【ステージプログラム】
最先端テクノロジーを、ドラマやダンスパフォーマンスなどにより表現。
●ダンスパフォーマンス
伝統×革新の最先端モビリティの登場時に和楽器で演奏した楽曲に合わせてオリジナルダンスパフォーマンスを披露。さらに、LEDとダンスが融合したスペシャルステージも実施。
●超人スポーツ
ARとモーションセンシングの技術を活用し、“エナジーボール”と“バリア”を駆使して戦う「HADO」など、迫力ある次世代スポーツのデモンストレーションで来場者を盛り上げる。
●オリジナルのオムニバスドラマの上映(上映会&舞台挨拶:5月18日、5月19日)
こどもやファミリー層に向け、未来の日常の一部を切り取ってドラマ化。AIやロボットをテーマに盛り込んだドラマ2本が上映される。
ドラマ① 「大切な友達」
出演:木村文乃
いずみ(木村文乃)の娘・小学3年生のハナは、AI友達ロボットと友情を育み、きょうだいのように仲良く暮らしていたが……。
ドラマ② 「COACH」
出演:田中圭、木戸大聖
父(田中圭)の影響で走り幅跳びを始めたAKIRA(木戸大聖)は、父の死後、ロボットコーチのもとで、懸命に練習に励んでいたが……。
■特別企画
《yamaスペシャルライブ》(5月21日)
2020年4月にオリジナル楽曲としてリリースされた「春を告げる」で人気となり、今や映画、ドラマ、CMソングなどで活躍する「yama」が、本プログラムのコンセプトから2050年の東京をイメージした新曲を製作。
スペシャルライブでは、その新曲を、最新のLEDビジョンを使った迫力ある映像と共に味わうことができる。なお、入場には事前の応募が必要になるため、早めに公式サイトを確認しておこう。

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