日本市場は新型「Jeep ワゴニアS」から投入開始か
前述のとおり、新プラットフォームはダッジブランドの大型クーペ&セダン(ダッジ・チャージャーデイトナSRTと上級EV専用サルーン)から採用が始まる。ただし、ダッジは現在国内展開はしていない。
最初に日本上陸するのは、ダッジと同時期に北米発売が始まるJeepブランドの新型車から。すでに公開され北米ではティーザー活動も始まっている「Jeep リーコン(Recon)」と「JeepワゴニアS」だろう。2024年第4四半期に生産が始まる予定なので、早ければ2025年前半には日本でも発売されそうだ。
2025年以降は、イタリアのカッシーノの工場でアルファロメオのステルヴィオとジュリア、マセラティ レヴァンテのEVおよびクワトロポルテ後継車などもSTLAラージに独自のアレンジを加えて登場する見込みだ。
2030年までに75もの新車種投入を表明、2024年はまだ序章
怒涛のEVラッシュを仕掛けるステランティス。さらに北米では2024年下半期に「STLAフレーム」を採用した新型EVピックアップ「RAM 1500REV」が2025年モデルとしてシリーズに追加・発売される。
ステランティスグループからは、まもなくアルファロメオの新型BセグメントSUVの「ミラノ」、そしてランチア「イプシロン」が発表される(どちらもEVと内燃機関搭載車をラインナップする可能性大)。新たに「STLAスモール」を採用してくるのか、それともJeepアベンジャーやフィアット600eのように、「e-CMP2」を採用するのか気になるところではある。
いずれにせよ、ここ数年でステランティスグループの電動車両が一気に増殖することは間違いない。2030年までにグループ全体で75モデルもの新型車投入を目標としているのだから。2024年はずいぶん新型車が多いと感じた人もいるだろうが、まだ序章に過ぎないと言えるかもしれない。ステランティスのスピード感がいつまで続くのか、引き続き注目していきたい。