2024年1月19日、三菱自動車工業(以下、三菱自)と三菱自動車ファイナンスは三菱系ディーラーで展開されているV2Hのリース販売プランに新たなラインナップを追加して、申し込み受付を開始した。電動車と充電設備をセットにしたもので、ユーザーにとってはわかりやすくプランと言えそうだ。

申し込みの作業を簡略化してユーザーの負担軽減に

EVやPHEVといった電動車に充電できることはもちろん、逆に充電した電動車の電気で、自宅にある家電製品を稼働させることもできるのが「V2H(Vehicle to Home)」だ。実際には太陽光パネルや蓄電池ユニット、パワーコンディショナー、充電器、V2Hユニットなどを組み合わせることで電気を電動車と家で融通し合い、より効率的に利用、そして停電したときなどでも安定して電気を家電製品に供給できるシステムというわけだ。

そして三菱自は電動車として、アウトランダーPHEVやeKクロスEVなどをラインナップする。従来から自社ブランドディーラーでV2Hの販売・リース販売も行ってきたが、今回、三菱自は完全子会社の三菱自動車ファイナンスと連携して、新しいリースプランによる販売を2024年1月19日から開始した。

これまでのリース販売形式は電動車とV2H機器を別々の契約で申し込むかたちだったが、新プランではひとつのパッケージにして料金設定できるため申し込みを簡略化、ユーザーの負担軽減につながなるのだという。

画像: 三菱自と三菱自動車ファイナンスが新たに提供する、V2Hリース販売のスキーム。

三菱自と三菱自動車ファイナンスが新たに提供する、V2Hリース販売のスキーム。

三菱自は今後も、太陽光パネルをはじめとする電動車・V2Hに関連する周辺機器の追加、そしてコスト効率性の高い電力プランを導入するなどサービス充実化を予定している。電動車ラインナップの拡充やV2Hの多機能化など電動車シフトを促進し、2050年のカーボンニュートラル社会の実現に貢献するとしている。

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