スウェーデンのヨーテボリに本拠を構えるポールスター(Polestar)は、1996年に設立されたボルボのワークスレーシングチーム(フラッシュエンジニアリング)がルーツ。2017年にボルボとその親会社の吉利汽車によって新たに「Polestar」が設立され、ボルボカーズとの協力関係のもと、独自のプレミアムパフォーマンスEVを次々にラインナップしている。2024年には独自開発のハイパフォーマンス4ドアGT「ポールスター5」、2026年にオープンスポーツの「ポールスター6」の発売を予定している。(タイトル写真は「ポールスター5 プロトタイプ」)

ブランド初のパフォーマンスSUV「ポールスター3」

一方、同社が初めてSUVカテゴリーに進出したのが2022年10月12日に本国で発表された「ポールスター3」。全長4900×全幅1968×全高1627mm、ホイールベース2985mmという堂々たる体躯に111kWhの大容量バッテリー(ロングレンジ)を搭載する。

画像: 5人乗りSUVとしてはやや大柄な「ポールスター3」。デリバリー開始は当初予定よりやや遅れ2024年から。

5人乗りSUVとしてはやや大柄な「ポールスター3」。デリバリー開始は当初予定よりやや遅れ2024年から。

駆動方式は前後にそれぞれモーターを配したAWD。ロングレンジ(360kW/840Nm)と、そのパフォーマンスパッケージ(380kW/910Nm)をラインナップ。航続距離はWLTPモードで前者が610km、後者は560km。ともに最高速度は210km/hだ。

注目すべきは、V2L、V2H、V2Gまで対応する本格的な双方向充電機能の搭載だ。2023年11月9日には本国でポールスター3を使った「V2G」の試験運用も開始。米国でも実施すべく、カリフォルニア州での調査に入っているようだ。

グループ企業のメリットを活用した「ポールスター4」

ポールスターの快進撃は続く。2023年4月18日には、パフォーマンスSUVの第2弾として「ポールスター4」を発表した。サイズ、価格ともにポールスター2と3の中間に位置するクーペSUVだが、全長4839×全幅2139(ミラー展開時)×全高1544mm、ホイールベース2999mmと日本国内ではやや持て余すサイズ感だ。

また、ポールスター2と3はボルボの開発したプラットフォームをベースに開発されたが、ポールスター4は親会社である吉利汽車主導で開発されたSEA(Sustainable Experience Architecture)を採用している。

画像: 「ポールスター4」は下の写真のようにリアウインドーガラスがないのが大きな特徴。

「ポールスター4」は下の写真のようにリアウインドーガラスがないのが大きな特徴。

画像: 後方の様子はルーフに取り付けられたリアカメラからリアルタイムでモニタースクリーンに映し出される。

後方の様子はルーフに取り付けられたリアカメラからリアルタイムでモニタースクリーンに映し出される。

駆動方式RWDとAWD。ロングレンジに搭載されるバッテリーは102kWhの大容量で、AWDパフォーマンスパッケージはシステム最高出力400kW(544hp)/最大トルク686Nm。0→100km/h加速わずか3.8秒で、これは同社が開発してきた歴代量産車最速だ。2023年後半に生産拠点である中国で納車が始まり、グローバルに納車となるのは、米国でも生産が開始される2024年に入ってからになる。

This article is a sponsored article by
''.