10万円未満のエントリーモデル
Acalie「RICHBIT ES1 PRO」
発売元のAcalieは、アメリカンルックスの電動モビリティブランド「COSWHEEL」からも「 COSWHEEL MIRAI T Lite」というハイエンドモデルの電動キックボードを発売しており、事実上のエントリーモデルとなるのが「RICHBIT ES1 PRO」である。
重量は13.8kgと軽量で、コスパに優れる6万9800円という車体価格が魅力的なライトユーザー向けモデルとして、これから電動キックボードに乗り始めようかなという方におすすめできる製品と言えるだろう。
また、250W電動モーターを搭載しているため、上位モデルの「COSWHEEL MIRAI T Lite」の500Wと比較すると急な坂道にはかなり弱い場面があるかもしれないが、前輪サスペンション、前後ディスクブレーキが標準装備となるので、街中での日常使いの足という観点では、乗り心地よく利用することができるはずだ。
【主要諸元 Acalie RICHBIT ES1 PRO】
全長×全幅×全高(展開時):1080×530×1140mm
(折りたたみ時) :1080×530×490mm
重量 :13.8kg
耐荷重 :100kg
ブレーキ :前後ディスクブレーキ
歩道走行モード対応 :あり
バッテリー :リチウムイオン(36V・7Ah)
モーター :250W
一充電走行距離 :20km~25km
充電時間 :4時間
タイヤサイズ :8.5インチ
防水性能 :IPX5
本体価格 :6万9800円
FUGU INNOVATIONS JAPAN「MEISTER.F」
他社の電動キックボードには付属しない「バックミラー」を標準搭載しているのが特徴的で、東名阪を中心に展開する自転車販売店「ダイワサイクル」と修理業務を提携しているため、持ち込み修理が可能である点も嬉しい。
「キャリーバッグ」や「フロントバッグ」、「ヘルメット」等のオプションパーツもラインナップされており、自分好みの利便性を拡張することができるので、日常の足としてもおすすめできる。
【主要諸元 MEISTER.F(マイスターF)】
全長×全幅×全高 :1140×590×1430mm
(折りたたみ時) :1230×590×500mm
重量 :16.5kg
耐荷重 :90kg
ブレーキ :—
歩道走行モード対応 :あり
バッテリー :—
モーター :250W
航続距離 :30km
充電時間 :5.5時間
タイヤサイズ :8.5インチ
防水性能 :なし
本体価格 :7万9800円
KINTONE「Model One S」
ミニセグウェイの輸入・販売で有名なKINTONEが手がける電動キックボードであり、最大の特徴は「国産」という点だ。茨城県常総市の工場で、製品開発と手作業での組み立てが行われるので、中国製が多い電動モビリティ業界では珍しいモデルとなる。
【主要諸元 KINTONE Model One S】
全長×全幅×全高 :1180×430×1140mm
(折りたたみ時) :1180×430×490mm
重量 :14kg
耐荷重 :100kg
ブレーキ :前輪電気ブレーキ・後輪ディスクブレーキ
歩道走行モード対応 :あり
バッテリー :リチウムイオン(36V・6Ah)・大容量(36V・9.6Ah)
モーター :250W
航続距離 :26km~40km
充電時間 :5時間
タイヤサイズ :8.5インチ
防水性能 :IPX3
本体価格 :9万9800円