性能等確認制度とは
「性能等確認制度」は、国土交通省の認定機関が電動キックボードに代表される「特定小型原動機付自転車(特定原付)」製品が、きちんと保安基準を満たしているか確認する制度のこと。この審査を通過し、正式に認定を受けたモデルは、「特定小型原動機付自転車」としての保安基準をすべて満たすことが公的に保証されていることになるため、安心して利用できるというわけだ。
もちろん、市場にはこの認証を受けずに販売されている商品も多数ある。しかし、特定小型原付には型式認定・車検制度がないため、実際は20km/h以上出てしまうものなど基準違反の製品である可能性があることは否定できない。そこで「性能等確認制度」に合格したモデルの購入が推奨されるわけだ。
幸いなことに、国土交通省の公式HPから保安基準が確認された特定小型原動機付自転車の型式(性能等確認済みの製品)を調べることができるので、購入前にぜひ目を通しておくことをおすすめする。
コスパに優れた軽量モデル「RICHBIT ES1 PRO」
Acalieは、「COSHWEEL」という別ブランドも展開しており、そちらではアメリカンルックスのペダル付き電動バイク「COSWHEEL MIRAI」や電動アシスト自転車「COSWHEEL MIRAI E-BIKE」、特定原付規格の電動キックボード「COSHWEEL MIRAI T Lite」がラインナップされている。
「COSWHEEL」ブランドの電動キックボードは、いわば上位モデルとして位置づけられており、立ち乗り可能な脱着式サドル、最長90kmの航続距離を実現した20Ahのオプションバッテリー、500Wのハイパワーモーターなど、ハイスペックが特徴的で、電動キックボードをガンガン乗り回すアクティブなユーザー向けの製品である。
一方、今回「性能等確認制度」で認証を取得した「RICHBIT ES1 PRO」は、重量13.8kgと軽量で、コスパに優れる6万9800円という車体価格が魅力的なライトユーザー向けモデルとして、これから電動キックボードに乗り始めようかなという方におすすめできる製品と言えるだろう。
走行性能に関していえば、250W電動モーターを搭載しているため上位モデルの「COSWHEEL MIRAI T Lite」と比較して急な坂道には弱い場面があるかもしれない。しかし、前輪サスペンション、前後ディスクブレーキが標準装備となるので、街中での日常使いの足という観点では、乗り心地よく利用することができるはずだ。
気になるカラーバリエーションは、Urban Black(アーバンブラック)、Silk White(シルクホワイト)、Army Green(アーミーグリーン)、Celeste Blue(セレストブルー)の4色。現在12月1日〜22日にかけて第二次予約キャンペーンを開催中で、12月1日〜11日の予約分については早期予約特典として、Acalie公式サイトで利用可能な3000円分のクーポン券がもらえるので、気になる人は早めにチェックしておこう。
【主要諸元 RICHBIT ES1 PRO】
全長×全幅×全高(展開時):1080×530×1140mm
(折りたたみ時) :1080×530×490mm
重量 :約13.8kg
最大荷重 :100kg
適応身長 :130~200cm
ブレーキ :前後ディスクブレーキ
走行モード :車道/歩道
速度 :車道走行モード最高速度20km/h・
歩道走行モード最高速度6km/h
バッテリー :リチウムイオン(36V・7Ah)
モーター :前駆動250W
一充電走行距離 :20km~25km
充電時間 :約4時間
タイヤサイズ :8.5インチ
防水機能 :IPX5
保証期間 :購入より6ヶ月
付属品 :充電器・簡易工具・説明書
本体価格 :6万9800円