11月24日、日産自動車は英国サンダーランド工場で生産予定の次世代EVが、次世代のリーフ、ジューク、キャシュカイであると発表した。併せて次期リーフは「NISSAN CHILL-OUT」にインスパイアされたモデルであり、次期ジュークと同キャシュカイはそれぞれ「ジャパンモビリティショー(JMS)2023」に出品されたコンセプトカー「ハイパーパンク」と「ハイパーアーバン」がベースになることも明らかにした。

【ジューク】

画像: 【ジューク】

販売台数100万台を突破したコンパクトクロスオーバーの常識を覆すモデル。次期型はJMS2023で公開した、多面的かつ多角的なエクステリアが美しいコンパクトクロスオーバーEVである「ニッサン ハイパーパンク」からインスピレーションを得ている。

画像: JMS2023で公開されたコンセプトカー「ハイパーパンク」。その名のとおりかなり過激なデザイン。

JMS2023で公開されたコンセプトカー「ハイパーパンク」。その名のとおりかなり過激なデザイン。

【キャシュカイ】

画像: 【キャシュカイ】

2022年に英国で最も売れたクルマであり、英国で生産される全車の5台に1台を占めるオリジナル クロスオーバー。流麗でモダンな美しさが特徴のクロスオーバーEVである「ニッサン ハイパーアーバン」。

画像: 「ハイパーアーバン」はこちら。どちらかと言えばオーセンティックな現行モデルに対して、よりアグレッシブなデザインだ。

「ハイパーアーバン」はこちら。どちらかと言えばオーセンティックな現行モデルに対して、よりアグレッシブなデザインだ。

日産の内田社長兼CEOは、サンダーランド工場の従業員に向けて以下のとおり述べた。
「エキサイティングなEVは、カーボンニュートラル達成を目指す当社の計画の中核をなすものです。欧州の主力モデルがEVになることは、日産、産業界、そしてお客さまにとって新たな時代への加速を意味します。『EV36Zero』プロジェクトでは、英国最大の自動車工場であるサンダーランド工場を当社の将来ビジョンの中心に据えています。したがって、当社の英国チームは将来のクルマのデザイン、設計、生産を行い、欧州における日産の完全EV化を牽引していくことになります」

一時は足踏み状態と言われていた欧州のEV市場だが、このところ再び盛り返してきている感もある。この波に日産がうまく乗ることができるのか。社運を賭けた大プロジェクトが始まろうとしている。

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