10月25日から開催される「ジャパンモビリティショー2023(以下、JMS)」のホンダブース出展概要が発表された。ホンダが提供する現在と近未来のモビリティが一堂に会する展示には、ホンダファンならずとも期待が高まる。ただ、現時点でちょっと残念なのはワールドプレミアされる「Honda Specialty Sports Concept(スぺシャリティ スポーツ コンセプト)」の画像がない、と思いきや、よく見たら意外なところにヒントがあった。

北米では「Prelude(プレリュード)」の商標登録を再申請

2台のEVスポーツカーはその発表に向けて、着実に動き始めている。まず、2023年8月15日(現地時間)付で、USPTO(United States Patent and Trademark Office:日本の特許庁に相当)に「Prelude(プレリュード)」が再申請されていることが明らかになった。

画像: ホンダの三部社長は、スペシャリティとフラッグシップ、2台のスポーツEVをグローバル市場に投入する計画を発表(2022年4月)している。

ホンダの三部社長は、スペシャリティとフラッグシップ、2台のスポーツEVをグローバル市場に投入する計画を発表(2022年4月)している。

もちろん、申請したのはホンダである。プレリュードはインテグラにモデル統合されるかたちで2001年をもって生産中止された。とくに日本では一世を風靡したスペシャリティカーとして、とくに50歳代から上の世代には格別の思い入れがあるクルマだ。

そのネーミングを北米で再申請したということは、近い将来その名を冠したクルマが復活する可能性が非常に高いということでもある。昨年、アキュラインテグラが待望の復活を遂げたようにだ。

画像: 2001年に5代目(写真)をもって生産終了したプレリュード。北米で改めて商標登録が申請された理由は……。

2001年に5代目(写真)をもって生産終了したプレリュード。北米で改めて商標登録が申請された理由は……。

画像: 2022年4月の記者会見で公開されたEVスペシャリティスポーツのコンセプトモデル。

2022年4月の記者会見で公開されたEVスペシャリティスポーツのコンセプトモデル。

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