こだわりのインテリアデザイン
中央には巨大な15.1インチ有機ELディスプレイが配置され、1600万色を超える色を使用して、美しく鮮明で鮮明な画像を表示することが可能。また、搭載チップも高性能なものが用いられているので、タッチ操作時にはサクサク動く。
リアシートにも8インチまたは9インチのHD タッチスクリーンを搭載しており、空調設定、座席調整、環境照明、およびメディア再生を操作できる。
シートレイアウトは5人乗りもしくはオプションで4人乗りが選択可能。オプションの4シーター仕様では、後席の中央部がセンターコンソールとなり、角度調整が可能なインフォテインメント用のタッチスクリーンやワイヤレス充電トレー、カップホルダー、分割式のアームレストを装備する充実仕様となる。
荷室容量は、標準の5シーター仕様で688L。オプションの4シーター仕様で611L。5シーター仕様はリアシートを倒すことで、最大1532Lまで拡大できる。
34個のセンサーと500TFの演算チップによる運転支援システム
エレトレには世界初となる4つの展開式LiDAR(ライダー)、6つのレーダー、7つの8MP HD カメラ、12個の超音波センサーを含む、合計 34 のセンサーによる先進の運転支援システム(ADAS)が提供されている。
この豊富なデータをリアルタイムで処理するために、2つのNVIDIA Orin-Xチップが搭載され、500TFLOPS(1秒間に500兆回の演算処理が可能)という驚異的な演算能力を持ち、機能安全性を高めるフェイルセーフシステムアーキテクチャを提供している。
ちなみに、身近な製品の数値(GPU・SOC)と比較してみると、ゲーム機のPS5が10.28TFLOPS、PS4 Proが4.2TFLOPS、iPhone 14 Proが2TFLOPSであるということを考えれば、いかに500TFLOPSという数値が規格外の演算能力であるかおわかりいただけるだろうか。
こうした数多くのセンサーと高い演算能力によって、市場の規制次第では自動運転レベル4相当の自律走行機能を提供可能な設計にされているそうだ。
エレトレ S 主要諸元
最高出力:612ps(450kW)
最大トルク:710Nm
最高速度:258km/h
0-100km/h加速:4.5秒
航続距離(WLTPモード):600km
価格:2332万円
エレトレ R 主要諸元
最高出力:918ps(675kW)
最大トルク:985Nm
最高速度:265km/h
0-100km/h加速:2.95秒
航続距離(WLTPモード):490km
価格:2585万円