日本の道路/駐車場事情にジャストフィットしたボルボ史上もっとも小さな電気自動車SUV「ボルボEX30」の日本仕様が8月24日、ついに正式発表された。小さくてもボルボらしさにあふれたEX30は、通常販売(税込み:559万円)に加え、サブスクリプションによる契約プログラム(300台限定:月額9万5000円)も用意するなど、今後の国内EV販売を促進する野心的な取り組みを行う。(※写真はすべてボルボEX30欧州仕様車)

コンパクトSUVでもボルボの安全性能に妥協なし

もちろん、ボルボならではのこだわりの安全性能にも抜かりはない。なかでもEX30において特筆すべき点は、都市部での混沌とした交通環境においてもドライバーだけでなく周囲の人々の両方を守ることに力が注がれている。

たとえば新設定された「ドア・オープニング・アラート」は、自転車や電動キックボードなどの直前でドアを開けようとすると音と視覚で警告を行う。

画像: 2650mmのホイールベースによりクラスを超えた居住性を実現。サスティナブル素材も多用されている。

2650mmのホイールベースによりクラスを超えた居住性を実現。サスティナブル素材も多用されている。

また、ボルボ独自のアルゴリズムで作動する特別なセンサーが1秒間に約13回、ドライバーの目や顔の動きを検知し、注意散漫や眠気などを警告する「DAC(ドライバー・アラート・コントロール)」、前方を他の車両が不意に横切った際に、自動ブレーキで車を停止させ、衝突の回避や軽減をサポートする新たな機能が加わった「インターセクション・サポート」なども搭載している。

コンパクトクラスと言えども、最高のパッシブセーフティ基準とともに、幅広いアクティブセーフティ機能とドライバーサポートシステムを備えているのはボルボならではだ。

【主要諸元 ボルボEX30 ウルトラ シングルモーター エクステンデッド レンジ】
・全長×全幅×全高:4235×1835×1550mm
・ホイールベース:2650mm
・モーター最高出力:200kW(272ps)
・モーター最大トルク:343Nm(35.0kgm)
・バッテリー容量:69kWh
・一充電当り航続可能距離:480km(欧州WLTP)
・駆動方式:RWD
・タイヤサイズ:245/40R20

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