2023年6月13日、WHILL株式会社は大型施設などを運営する法人向け事業として、免許不要の近距離モビリティWHILLを導入する「WHILLモビリティサービス」の本格展開開始を発表した。

WHILLモビリティサービスは4種類のモデルをラインナップ

WHILLが展開するモビリティサービスは、1モデルの自動運転タイプと3タイプの手動運転タイプ(スタンダードモデル)がある。

画像: WHILLの大型施設向けサービス whill.inc

WHILLの大型施設向けサービス

whill.inc

自動運転タイプ

WHILLモビリティサービスは、最先端の技術と高いデザイン性を兼ね備える近距離モビリティと、モビリティ管理システムを組み合わせたもの。各施設の特性や客層、ニーズに応じて自動運転モデルまたは手動操作のスタンダードモデルから選択できるようになっている。

自動運転モデルはスタンダードモデルの「WHILL Model C」シリーズをもとに自動運転機能を付加したもので、既に、羽田空港・関西国際空港・成田国際空港、カナダのウィニペグ空港に加え、国内の病院などでも採用されている。

この自動運転モデルの詳細はこちら

手動運転のスタンダードモデル

スタンダードモデルは、その場回転が可能なプレミアムモデルのModel C2、折りたたみ可能なコンパクトモデルのModel F、屋外用で歩道を走れるスクーター的モデルのModel Sの3タイプをラインナップしている。

画像: スタンダードモデルは3タイプをラインナップする whill.inc

スタンダードモデルは3タイプをラインナップする

whill.inc

こちらは、ふかや花園プレミアム・アウトレットや北海道日本ハムファイターズ本拠地のエスコンフィールドFビレッジなどに導入されており、老若男女や障害の有無を問わず、あらゆる人に移動の自由を提供している。

利用モデルプレミアムなModel C2、折りたためるModel F、スクータータイプのModel S
主な対象法人シニア世代含めご家族で訪れやすい、有人インフォメーションセンターなどがある場所
・公園/庭園などの屋外施設
・ショッピングモールやアウトレットモールなどの商業施設
・遊園地や動物園、スタジアム、博物館などのレジャー施設 など
提供サービス機体、点検サービス、保険サービス
※機体を遠隔から管理できるマップ機能をオプションで付けられます。
料金体系初期費用9,800円(送料別)+月額23,000円~(年間契約)

ハードウェア・ソフトウェアの特徴

WHILLモビリティサービスの製品面の特徴には、免許不要で屋内外を安心して走行できる充実のモビリティラインアップや、施設の世界観に自然と馴染むシンプルなデザイン性、シニア世代含め誰もが簡単に利用できる直感的な操作性などが挙げられる。

サービス面では、法人施設様側が遠隔からでも機体を安心安全に管理できるシステム「オペレーションポータル」を提供するとともに、保険・保守点検などの手厚いサポートや、手軽かつ低予算で導入できる料金体系が用意されている。

画像: 法人(大型施設)向けサービスでは、PC・タブレットから利用状況をチェック・管理することができる

法人(大型施設)向けサービスでは、PC・タブレットから利用状況をチェック・管理することができる

こうした電動車椅子(近距離モビリティ)で、ハードウェアだけでなくソフトウェアまで一括して自社開発している強みを生かし、ハード・ソフトの両面でアップデートしていくそうだ。

今後、日本だけでなく、世界中の観光施設でWHILLの電動モビリティが活躍するようになり、世界中の全ての人間が移動を楽しむことができる社会が実現することを願うばかりである。

This article is a sponsored article by
''.