WHILLモビリティサービスは4種類のモデルをラインナップ
WHILLが展開するモビリティサービスは、1モデルの自動運転タイプと3タイプの手動運転タイプ(スタンダードモデル)がある。
自動運転タイプ
WHILLモビリティサービスは、最先端の技術と高いデザイン性を兼ね備える近距離モビリティと、モビリティ管理システムを組み合わせたもの。各施設の特性や客層、ニーズに応じて自動運転モデルまたは手動操作のスタンダードモデルから選択できるようになっている。
自動運転モデルはスタンダードモデルの「WHILL Model C」シリーズをもとに自動運転機能を付加したもので、既に、羽田空港・関西国際空港・成田国際空港、カナダのウィニペグ空港に加え、国内の病院などでも採用されている。
手動運転のスタンダードモデル
スタンダードモデルは、その場回転が可能なプレミアムモデルのModel C2、折りたたみ可能なコンパクトモデルのModel F、屋外用で歩道を走れるスクーター的モデルのModel Sの3タイプをラインナップしている。
こちらは、ふかや花園プレミアム・アウトレットや北海道日本ハムファイターズ本拠地のエスコンフィールドFビレッジなどに導入されており、老若男女や障害の有無を問わず、あらゆる人に移動の自由を提供している。
利用モデル | プレミアムなModel C2、折りたためるModel F、スクータータイプのModel S |
主な対象法人 | シニア世代含めご家族で訪れやすい、有人インフォメーションセンターなどがある場所 ・公園/庭園などの屋外施設 ・ショッピングモールやアウトレットモールなどの商業施設 ・遊園地や動物園、スタジアム、博物館などのレジャー施設 など |
提供サービス | 機体、点検サービス、保険サービス ※機体を遠隔から管理できるマップ機能をオプションで付けられます。 |
料金体系 | 初期費用9,800円(送料別)+月額23,000円~(年間契約) |
ハードウェア・ソフトウェアの特徴
WHILLモビリティサービスの製品面の特徴には、免許不要で屋内外を安心して走行できる充実のモビリティラインアップや、施設の世界観に自然と馴染むシンプルなデザイン性、シニア世代含め誰もが簡単に利用できる直感的な操作性などが挙げられる。
サービス面では、法人施設様側が遠隔からでも機体を安心安全に管理できるシステム「オペレーションポータル」を提供するとともに、保険・保守点検などの手厚いサポートや、手軽かつ低予算で導入できる料金体系が用意されている。
こうした電動車椅子(近距離モビリティ)で、ハードウェアだけでなくソフトウェアまで一括して自社開発している強みを生かし、ハード・ソフトの両面でアップデートしていくそうだ。
今後、日本だけでなく、世界中の観光施設でWHILLの電動モビリティが活躍するようになり、世界中の全ての人間が移動を楽しむことができる社会が実現することを願うばかりである。