文:スマートモビリティJP編集部
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左右旋回時に自動でリーンする三輪EV「リーン3」
リーンモビリティは、トヨタでC+podやC+walkなどのマイクロモビリティを担当していた谷中壯弘氏が2022年に創業したモビリティスタートアップで、三輪EV「リーン3」の開発を手掛けている。
「リーン3」は、軽自動車よりも小さいミニカー(原付ミニカー)に区分される、ひとり乗りの小型三輪EVだ。全長2480mm、全幅970mmというコンパクトな車体と、カーブ走行時に自動で左右に傾斜する「アクティブ・リーン・システム」の組み合わせで、唯一無二の運転感覚を楽しめるユニークなモデルだ。ちなみに、バイクのように車体を傾けて走行するが、運転には普通自動車免許(AT限定可)が必要だ。

ハンドル舵角や速度等を考慮し、自動で車体をリーンさせる「アクティブ・リーン・システム」を搭載している。
最高速度60km/hで航続距離100kmという実用的な走行性能を備えるほか、エアコンも搭載しており、ミニカーとしてはハイスペックなモデルと言える。また、充電は家庭用の100V・200Vコンセントで行うため、EV充電用の設備投資がいらない点も魅力である。
ちなみに、ボディカラーは「シルバー」「ホワイト」「イエロー」の3色をラインナップし、「イエロー」のみ4万4000円の追加料金がかかる有償カラーに設定されている。

「シルバー」「ホワイト」「イエロー(+4万4000円の有償色)」の3色展開。
型式認定を取得、補助金20万円の対象車にもなった
リーン3は今回、国土交通省より原動機付自転車(ミニカー)の型式認定を取得した。型式認定は、車両が保安基準に適合しているかどうかに加え、同一の品質で車両を継続して製造できる品質管理体制が整っているかを審査する制度で、「リーン3の車両設計」と、「製造における品質の均一性を確保する体制」が要件に適合していると認められた形だ。
また、経済産業省の「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」の対象車種に決定し、20万円の補助金を受けられるようにもなった。車両価格が169万8000円なので、実質149万8000円で購入できることになる。
さらに、国のCEV補助金に加え、都道府県や市区町村によっては独自の補助制度も利用できる場合がある。東京都にはCEV補助金の対象となる電動車両への補助制度があり、同社はリーン3も対象となるよう申請を進めているそうだ。

自動車と同様、ステアリングホイールで操作する。
なお、リーン3はすでに台湾工場で生産開始しており、完成した車両は日本へ順次輸送されている。日本での取り扱いはオートバックスが担当し、全国のオートバックス店舗にて商談を受け付ける。
リーンモビリティは、2026年11月からの納車開始に向けた準備を進めるとともに、年間1万台を超える生産能力を見据え、量産体制の構築を段階的に進める方針だ。
リーン3(日本仕様) 主要諸元
全長×全幅×全高:2470×970×1570mm
車両重量:515kg
乗車定員:1名
最高速度:60km/h
定格出力:590W
航続距離:100km
駆動方式:RWD
充電時間:AC100V普通充電/約7時間 AC200V普通充電/約5時間
車両価格:169万8000円
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