文:スマートモビリティJP編集部
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ジャパンモビリティショービズウィーク2026とは
ジャパンモビリティショービズウィーク2026は、モビリティ業界をはじめ、物流、インフラ、ITなど幅広い企業や自治体が集い、社会課題の解決と新たなビジネス共創を目指す日本最大級のモビリティイベントである。会場は幕張メッセ国際展示場の展示ホール2・3で、開催時間は10時から17時だ。入場は無料だが、全来場者の事前登録が必要となる。
免許不要の四輪EV「ブレイズ イーカーゴ」
イーカーゴは、16歳以上なら免許なしで公道を走れる「特定小型原動機付自転車(特定小型原付)」区分の四輪電動車。特定小型原付規格の上限値である全長1900×全幅600mmという巨大な車体を活かして785×500mmの荷台を備え、買い物かご約2個分の幅広スペースに最大30kgまで積載できる。買い物や日常の荷物運搬に加え、農業、園芸、果樹園での資材や収穫物の運搬にも活用できる多目的モデルだ。

車体後部の荷台には、買い物かごを2つ載せられる。
免許返納後のシニア世代に嬉しい機能も多数装備しており、たとえばシートポジションは体格や姿勢に合わせて調整することでさまざまな体格の人が快適に乗車できる。ほかにも、起動時に自動ロックがかって誤操作による不意の発進事故を防止する機能や、上り坂では停車後30秒間車体停止状態を保持して下り坂では自動的に低速走行するヒルアシスト機能など、安全機能も充実している。
なお、定格出力500Wのハイパワーモーターにより登坂能力31%を発揮し、航続距離は標準のバッテリー1個装備状態で50km、オプションバッテリー1個(6万3800円)を追加したツインバッテリー状態だと100kmになるため、走行性能にも優れる。
さらに、国土交通省の保安基準確認制度「性能等確認制度」において適合認定を取得しているため、安心して利用できる点も嬉しいポイントと言えるだろう。

個人利用だけでなく、ビジネスでの運搬業務用としても注目を集めている。
ちなみに、家庭用の100Vコンセントで充電でき、専用の充電設備を必要としないメリットを活かして、法人利用を検討する問い合わせも寄せられており、小口配送や物流関連事業者によるラストワンマイル配送、施設内の荷物運搬などビジネスシーンでの活躍にも期待が高まっているようだ。
車両価格は54万7800円。初回生産ロットは完売しており、次回ロットの入荷は2026年12月頃の予定である。
屋根付き三輪電動バイク「EVデリバリー」
EVデリバリーは、原付登録とミニカー登録から用途に合わせて選べる三輪電動バイクである。運転席と荷台が分かれるセパレートスイング機構と横揺れを抑えるサスペンションにより、荷物を積んでもカーブを安定して曲がれる。ミニカー登録モデルは最高速度60km/h、最大積載量90kgで、航続距離は約100kmだ。車検や車庫登録が不要で、ガソリン車と比べてランニングコストは約6分の1に抑えられる。電動のため燃料価格の変動に左右されにくい点も強みだ。

最大積載量90kgを誇る。※ミニカー登録モデルの場合
排出ガスが出ず静音性にも優れるため、深夜や早朝の配達にも向く。航空自衛隊や豊洲市場、豊橋農業協同組合などに導入先が広がっている。2026年5月のマイナーチェンジでは全長を10cm延長して積載時の安定性を高め、ウインカー音やハザードスイッチも追加した。価格はルーフレスタイプが59万9500円、ルーフ装着タイプが64万6800円である。
免許不要の四輪電動車イーカーゴと、配送現場で実績を重ねるEVデリバリーは、高齢化や人手不足といった課題に応える電動モビリティだ。展示車両に試乗することはできないものの、実車を確認できる貴重な機会となるため、来場を検討する人は事前登録を済ませたうえで、S-108のブースに足を運んでみてはいかがだろうか。
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