歩道にそのまま設置できるので、山林を破壊しない
「環境に良いことしかやらない会社」をモットーに掲げるミライラボは、環境にまつわるさまざまな研究開発を行っている会社で、その事業の中のひとつ、駐車場に設置する路面ソーラーパネル「Solar Mobiway」は、コインパーキングやショッピングモールの駐車場で実証実験を行うなど、耐久性やシステムの検証を積み重ねてきた。

イオンモール日の出にて実施された「Solar Mobiway」導入実証の様子。
このSolar Mobiwayを改良し、より手軽に、そしてあらゆる場所に設置できるよう歩道設置型とした太陽光路面発電パネルが「Solar Mobiway block」で、今回その販売がスタートした。発電能力こそ路面発電におよばないものの、独自の特許技術を活用した特殊な表面構造の採用により、あらゆる角度から発電できるようになったことで安定した電力供給を可能にしている。また、人が乗っても壊れない耐久性を持ち、雨天時でも滑りにくい加工が施されているなど、歩行者の安全性にも配慮されているという。

今回導入された「Solar Mobiway block」は歩道設置型だ。
既存の歩道という空きスペースに設置することで、土地の確保や大規模な山林開発を行うことなく太陽光発電容量の拡大が実現できることがアピールポイントとなっている。
なお、Solar Mobiway blockは同社の「EVリパーパス蓄電池」と組み合わせ、自律型エネルギーインフラ「AIR(Autonomous Intelligent Road)」として活用することを前提に開発されている。太陽光路面発電とEVリパーパス蓄電池を組み合わせたインフラで、自然エネルギーを活用するだけでなく、使用済みEVバッテリーを再利用することにより環境負荷を軽減する。
この技術により、災害時や停電時でも電力を確保できる「電力の地産地消」が実現し、インフラが整備されていない地域でも電力供給が可能となる。
実はすでにイオン八王子滝山(東京都八王子市)で導入されており、同社は今後、全国の自治体や商業施設、教育施設、民間施設への展開を進める方針だ。

「AIR」では、太陽光路面発電パネルで発電し、EVリパーパス蓄電池に蓄電され、照明などに電力が供給される。


