2026年4月24日、BYDの大型電気バス「K8」が和歌山県の南海りんかんバス高野山内線で営業運行を開始した。今回運行開始した6台のうち1台は、日本国内でのBYD EVバス導入500台目にあたるという。

2015年の初号車納車から11年で500台を突破

BYDのEVバスは、2015年に日本国内で初めて導入されて以来11年目を迎え、現在は小型バス「J6」、中型バス「J7」、大型バス「K8」の3モデルをラインナップしている。

画像: 左から、小型バス「J6」、中型バス「J7」、大型バス「K8」。

左から、小型バス「J6」、中型バス「J7」、大型バス「K8」。

同社の電動バスは、走行中にCO2 を排出しないというEVとしてのメリットに加えて、モーター特有のパワフルでエンジン車のような走行ショックが少ない滑らかな走りや、発火の恐れがなく安心安全なリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの搭載など、公共交通に適したクリーンモビリティであることが特長である。

また、段差のない低床フロアと後方まで続くフラットな床面により、乗降時および車内での移動が安全に行える点も強みであり、全国のバス事業者様からの高い支持と国内シェアNo.1という実績につながっているようだ。

画像: 段差のない低床フロアと後方まで続くフラットな床面が特長だ。

段差のない低床フロアと後方まで続くフラットな床面が特長だ。

BYDは今回、南海りんかんバスに計6台の大型バス「K8」を納車。和歌山県内でBYDのEVバスが導入されるのは初で、このうちナンバープレート「585」の車体が、記念すべき日本導入500台目の車両にあたる。

南海りんかんバスは、「NANKAIグループ環境ビジョン2030」という環境対策を掲げている。EVバス導入は、CO2を出さないため信仰の聖地である高野山の環境の維持につながる点、高野山が南海グループの沿線を代表する地域でもあるので、環境経営をアピールするのに最適だと判断した点で判断したという。

さらに、EVバスのなかでもBYDを選んだ理由は、NANKAIグループで導入実績があり、一充電走行距離240kmという航続距離や冬季に-15度まで下がる高野山での使用に耐えうる車両性能を重視した結果だとしている。

画像: 高野山内線で運行中の「585」が日本導入500台目の車体だ。

高野山内線で運行中の「585」が日本導入500台目の車体だ。

ちなみに、BYD「K8」の営業運行が始まった南海りんかんバス高野山内線は、「高野山駅前」から「奥の院前」まで世界遺産にも指定された数多くの歴史的建造物や参詣道などを含む高野山エリアを循環する路線だ。

なお、「K8」は2025年に立山黒部アルペンルートのトロリーバスの後継車両としても採用されており、地域の自然環境に配慮した車両として今後も全国各地への導入拡大が続くと期待されている。今回の日本導入500台突破というマイルストーンは、環境負荷を低減し、持続可能な公共交通の実現に向けた重要な一歩と言えるだろう。

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