リボーンとエレカーゴの良い所をミックスした「エレポーター PRO」 (48万8000円)
高齢者の声を元に新規開発されたエレカーゴを販売開始すると、今度は「もっとお洒落に乗りたい」や「もっとコンパクトな車体が良い」、「でも荷物は積みたい」や「もっと航続距離が欲しい」などと、さらなる要望が・・・。そこで新たに制作されたのが、エレポーターです。(※今回の試乗車はプロトタイプで、仕様が市販車両と異なります。)
スタイリッシュなELEMOs4のフォルムを残しつつ、カラーリングはクリーンなホワイト×ブラックに仕上げられています。跨がずに乗れるシートは肉厚で大きな座面を採用。ニーグリップができないため、バックレストに加えてホールドバーも装備して腰まわりを180度サポート、乗り降りのときに跳ね上げることも可能です。

ホールドバーは跳ね上げることができるため、乗り降りの邪魔になることはありません。
実際に走行すると、路面からの振動って意外にあるんです。コーナリング時の外Gでも乗車姿勢をサポートしてくれるので、とても安心感がありました。
さらに大きなステップボードが車両の両脇にあり、足置きの自由度がとても高い設計です。積載性もバツグンで、容量約8Lのフロントバスケット、約19Lのリアバスケットに加えて、足元のフラットボードは標準装備される約45Lのショッピングバッグも置ける積載スペースとして設計されています。あえてステップボードを数センチ下げているため、両足で荷物をギュッと挟むことができる仕様です。(試乗時にこのバスケットはありませんでした)
足元のボード下には、3モデル中でもっとも容量が大きい40Ah 48V のバッテリーを搭載して、航続距離は約100kmも走れるようになりました。ELEMOsによると、1日当たりの走行距離は3~5kmという高齢者ユーザーが多いそうで、こうしたケースではひと月に1回程度の充電でOKという人も少なくないでしょう。充電は車載したままプラグイン充電、取り外し充電の2WAY充電が可能です!

足元は積載スペースで標準装備のショッピングバッグなどが置けます。プラグイン充電はシート下のソケットにプラグを差し込んで行います。
※市販車両では、本体下部のバッテリーボックス側に変更される予定です。
250Wのインホイールモーターをリア左右輪に搭載し、合計500Wの出力ですが、エレカーゴ同様にトルクが強いモーター設計で、登坂性能も理論値ではエレカーゴ同様の勾配25~30%の登坂力となっています。そのためテスト走行したスロープではまだまだ余裕があり、グイグイ登ることができました。

高トルク設計なので、登坂も楽々です。
片側のタイヤを段差に乗り上げるシーンも試しましたが、やはり転倒しそうな感覚はありません。実際に販売される車両は、試乗車からホイールベースが変更され、エレカーゴ同等になるそうで、走行安定性はさらに高くなりそうです。
リボーンとエレカーゴの良いところをミックスさせていること、またユーザーの声を反映して使い勝手も工夫されていることで非常に魅力的なモデルとなっていました。

コーナリング時はホールドバーがしっかりと乗車姿勢をサポートしてくれます。
ちなみに、エレポーターシリーズには、40Ahバッテリー搭載で航続距離約100kmの上位機種「エレポーターPRO」、20Ahバッテリー搭載で航続距離約50kmのエントリーモデル「エレポーター」の2モデルがあり、エレポーターPROは48万8000円、エレポーターは42万8000円と、両モデル間に6万円の価格差が設定されています。私個人の考えとしては、車両価格約14%の追加料金で2倍の航続距離を得られるエレポーターPROの方がお得かな、と思います。

