乗り物大好き、近藤スパ太郎です。モビリティは乗ってナンボ! やっぱり初めてのる車両はいつもワクワクしますよね!急速に増えている電動モビリティは、走るために必要なモーター・バッテリー・タイヤ・制御システムなどのサプライヤーが多くあり、これらを活用することで新規参入しやすいのが特長です。そのためこれまでの既成概念にとらわれない発想で作られた、多種多様なモビリティが登場しています。今回は、若い世代だけでなく、免許返納後の高齢者の移動手段としても期待されている「四輪の特定小型原付」に注目。3モデル7機種ものラインナップを誇るELEMOs(エレモーズ)の各モデルを、高齢の父の移動手段としても使えるのか? という目線で試乗してみました。

前後に大型バスケットを標準装備した「エレカーゴ」(42万8000円)

高齢者の声を元に新開発されたエレカーゴは、リボーンよりホイールベースが少し長く、大型バスケットを前後に搭載し、跨がずに乗れるのが大きな特長です。

フロントバスケットは容量20L、リアバスケットは60×60cm・100Lもあり、ペットボトルの箱買い、灯油ポリタンク、お米をまとめて載せられるレベルの積載スペースを誇ります。

最大荷重は320kgもあり、もはや高齢者向けの領域を超え、軽自動車からの乗り換え検討ができる1台と言っても良さそうな車両です。要望があった畑の農具や収穫物を運ぶのに使う人もいるようですし、デリバリー業務、工場内での重量物の運搬業務など、プロの現場でも活用できちゃいますね!

画像: 巨大なフロント・リアバスケットのおかげでたくさん荷物を積載できます。

巨大なフロント・リアバスケットのおかげでたくさん荷物を積載できます。

乗ってみると、跨る必要がなくステップボードもフラットなので乗降も楽々。シートの高さを調整できることも嬉しいポイントのひとつです。

車体の電源起動や操作の手順はリボーンと同じで、タッチキーで簡単に起動します。メーターパネルは試乗した3モデルの中で唯一の横型ですが、他のモデル同様に速度、走行モード、バッテリー残量、トリップメーターが見やすいデザインをしています。

モーターの定格出力は、250Wのインホイールモーターを両後輪に搭載した合計500Wのモーターを搭載。リボーンよりも低い数値ではありますが、重い荷物を積むことを前提に設計されているため、ギアモーターを採用して低速走行時のトルク感が強いパワー特性にしているそうです。

走ってみると、リボーンとの違いをすぐに感じました。

車両重量はリボーンよりも29kgも重い82kgですが、強いトルク特性により重量差を感じさせません。ホイールベースが長くなったことへのネガティブ要素もないように思います。むしろ直進時の走行安定性は向上し、例の片側のタイヤを段差に乗り上げる状況を同じ場所で試しても、転倒しそうな感覚はまったくありませんでした。

画像: エレカーゴはスクーターのように左右の足を揃えて乗車できます。

エレカーゴはスクーターのように左右の足を揃えて乗車できます。

パイロンスラロームのようなタイトターンの連続走行もなんなくこなし、かなり荒い操縦を繰り返しても、片輪が浮くことはありません。

登り坂もエレカーゴの方が力強く、理論値で勾配25~30%の登坂力を発揮。また、重量物の搭載を想定して前後にディスクブレーキを採用することにより、制動性能を高めています。

画像: 荷物を載せた状態でも坂道をスイスイ登れます。

荷物を載せた状態でも坂道をスイスイ登れます。

それにしても、このワクワクする感じはなんだろう? 跨らないシートで、車体の中央に座ってバーハンドルで操作する。ウイィィーン!と電動モーター特有の音を発し、風を感じながら走る四輪車はほかにないため、とても新鮮です!スタッフの撮影機材や荷物、上着などもポン!と積め、6km/hモードの低速走行時は、スタッフの歩調に合わせて一緒に走行ができ、会話も楽しめます!

また、リボーンと同様に後退機能と2WAY充電に対応しており、狭い場所での切り返しや駐輪スペースの出し入れも楽です。バッテリーはステップボードを外すと脱着が可能で、リボーンよりも容量の大きな48V・30Ahバッテリーにより約60~70kmの航続距離を実現しているそうです。

画像: プラグイン充電は車両右側にあるソケットにプラグを差し込んで行います。

プラグイン充電は車両右側にあるソケットにプラグを差し込んで行います。

ただし、リボーンと同じく、ブレーキを掛けるとモーターからのパワーが遮断されます。それとステップボードの前後長が少し短く、靴のサイズが28cmのボクは、足置きの自由度がもう少し欲しいなあ・・・と感じました。

とはいえ、こんなにも荷物がたくさん積めて、多用途に活用できる特定小型原付は、現状ではほかにありません。

ちなみにエレカーゴには、屋根が付いた「スーパーエレカーゴ」(54万8000円)と、もっと大きなリアバスケット(130L)を搭載する「エレカーゴフルロング」(46万8000円)もラインナップされ用途にあわせた選択が可能です。


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