ドバイでも空飛ぶクルマの実用化が進む
スカイドライブは「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに掲げ、空が日常的な移動手段として活用される未来を目指して空飛ぶクルマを開発している。2025年の大阪・関西万博ではデモフライトを無事故のまま完了し、現在では2028年の商用化を目標に活動を進めている。

大阪・関西万博でのデモフライトのようす。
一方、AeroGulf Servicesはドバイ初の商用ヘリコプター運航会社として貨物輸送、映画撮影、救急医療サービスなど幅広い航空サービス事業を展開。高いメンテナンス技術を持つため国内の多くの企業や政府機関でも利用されるなど、ドバイの航空産業において重要な役割を果たしており、現在は、環境に配慮した次世代モビリティによる新たな観光事業の構築を推進している。
両社は2025年2月、ドバイの有名な観光スポットである人工島「パーム・ジュメイラ」での商用飛行やルート検討に向けた覚書を締結し、最大50機のプレオーダーで合意。その後、具体的なタイムラインについて協議を重ね、今回「SKYDRIVE(SkyDrive式SD-05型)」20機の購入契約と価格・納品スケジュールで基本合意に至った。
同合意では2028年に10機、2029年に10機をデリバリーする計画が含まれており、将来的な需要拡大を見越して50機の追加購入オプションにも合意している。
ちなみに、スカイドライブによると購入および具体的な価格・納品スケジュールの基本条件合意に至ったのは、今回が初めてのケースなのだという。

空飛ぶクルマの機体購入の流れ。
2028年には大阪でも商用運航を開始する計画が進んでいることを踏まえると、空飛ぶクルマは商用化に向けた最終準備段階に入ったと言えるだろう。
地上を走るクルマだけでなく、空飛ぶクルマ(eVTOL)でも日本製が世界で高い評価を受けることになるのか。今後の動向にも注目したい。
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