2025年11月18日、Luupは神奈川県横浜市エリアにて、座席・カゴ付き特定小型原動機付自転車「電動シートボード」をマイクロモビリティシェアサービス「LUUP」で提供開始する。横浜エリア以外では2026年春以降に提供開始される予定だ。

座り乗りの電動スクーターが導入される

LUUPはマイクロモビリティのシェアサービスで、現時点では電動アシスト自転車と電動キックボードをラインナップしている。

一方、今回導入される電動シートボードは、電動キックボードと同じく、16歳以上が免許不要で利用できる特定小型原付に区分される“電動スクーター”だ。電動アシスト自転車や電動キックボードが対応しきれていない利用ニーズをカバーする第3のモデルとして開発されている。

画像: 今後は電動キックボード、電動アシスト自転車、電動シートボードの3モデルで展開されることになる。

今後は電動キックボード、電動アシスト自転車、電動シートボードの3モデルで展開されることになる。

座席とカゴが付属するため、中距離の移動や荷物の多いシチュエーションに向いているほか、発進時の蹴り出しがいらないので、信号待ちが多い都心部での運用は電動キックボードよりもしやすいかもしれない。

さらに、スロットル操作を受け付けない「パーキングモード」を搭載し、手動操作でドライブモードへの切り替えをしないと発進できない新機構の採用により、急発進事故の抑止を図っているようだ。

シートに座って乗車できることから、歩道モードでの走行安定性も向上しているため、立ち乗りは不安だがペダルを漕ぎたくないというニーズに応える一台として注目されるだろう。

最初の導入エリアは横浜エリアで、2025年11月18日11時から430ポートにて約100台で提供開始される。サービス開始時点では横浜エリア内の移動のみに対応し、隣接する東京エリア・川崎エリアへの移動には非対応である点に注意が必要だ。
※他エリアへの導入は2026年春以降順次開始

【電動シートボード 主要諸元】
全長×全幅×全高     :1294×595×1115mm
カゴの容量       :14.4L(フック使用時=最大20.2L)
カゴのサイズ      :開口部(幅235mm×長さ375mm)/底面部(幅235mm×長さ225mm/深さ:205mm)
重量          :39kg
耐荷重         :100kg
歩道走行モード対応   :あり

【電動シートボード サービス詳細】
・利用料金:ライド基本料金50円+時間料金1分あたり15円
・提供開始日時:2025年11月18日(火)11時
・利用可能エリア:横浜市内
・横浜エリアのポート数:430箇所(2025年10月現在)
・車両台数:約100台

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