2025年10月22日、ヤマト モビリティ&Mfg.(以下、ヤマトモビリティ)が、「Japan Mobility Show 2025」の出展概要を発表した。ブースでは現在販売中の1.5トン車が展示されるほか、新型の2トン車も先行発表されるという。
新車より低コストな中古トラック改造EVを展示
ヤマトモビリティは、もともとは樹脂部品及び物流機器の製造・販売を行っているメーカーで、2023年からIATと協業して、業務用EV事業にも進出している。
なかでも、既存のディーゼルトラックからエンジンやミッションなどを取り外し、EVモーターやバッテリーなどを搭載して電動化した「EVコンバージョントラック」は、新車のEVトラックを購入する場合と比較して、
①既存車体を活用するため初期投資を大幅に削減可能
②改造という手法により短期間で導入が可能
③燃料費やメンテナンス費用の圧縮が期待できる
④EV改造部分にはEV新車と同等の5年または10万km保証が付いている
ことなどから、物流業界で注目を集めている。

EVコンバージョントラック1.5tのイメージ図。
ジャパンモビリティショー2025では、東新展示棟1階(東7ホール)E7106ブースにて、すでに販売している「EVコンバージョントラック1.5t」と新モデルの「EVコンバージョントラック2.0t」の実車展示が行われる。また、具体的な仕組みも公開することで、物流業界へ新しい選択肢を提示する方針だ。
\記事を読んだあなたにおすすめ!/
EVコンバージョントラック1.5t発売時の紹介記事


