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日産セレナがベース、定員3名の自動運転モビリティをレベル2で運行
日産は、2018年から市街地で一般車両と混走できる自動運転技術の開発に取り組んできた。2025年2月の実証では、ドライバーレスでの公道走行に成功し、自動運転レベル4に向けた技術的見通しを得ているという。
今回の実証実験は、横浜市のみなとみらい・桜木町・関内を含む市街地エリアに「セレナ」をベースにした自動運転車両5台を導入し、2025年11月27日から2026年1月30日にかけての約2か月間実施。非常時に対応するセーフティドライバーが同乗する「自動運転レベル2」で行われ、運行に必要な遠隔監視の専用管制室はみなとみらい地区の「PLOT48」に設置される。
本実証を通じて、将来必要となる運用体制の課題抽出やサービスエコシステムの構築を図り、2027年には自動運転レベル4のサービスを提供することを目標にしている。

遠隔監視のための管制室も開設する。
各社の役割として、BOLDLYは遠隔監視システムの提供を担い、プレミア・エイドは監視システムを用いた乗客サポート業務を担当する。また、京浜急行電鉄は交通事業者の視点から運行・運用体制構築を支援し、日産自動車は実証実験の企画・運営主体として自動運転車両の提供と運行を行う。
一般モニターの募集人数は約300名で、応募期間は10月31日までだ。応募は専用ウェブサイトを通じて行い、参加費は無料となる。参加条件として、事前説明会への参加、参加同意書への署名、アンケート調査への協力が求められる。

横浜のみなとみらい・関内エリアにて、26カ所の乗降場所を設定する。
4社が2027年以降のサービス提供開始を目指していることを考慮すれば、公共交通機関のひとつに自動運転モビリティが加わる日がすぐそこまで迫っている、と言えるかもしれない。
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