さまざまなシチュエーションで使える走行性能
前輪に8インチの大径エアタイヤ採用により最大7.5cmの段差（助走ありの場合）や最大10cmの溝の乗り越えができ、サスペンション構造との相乗効果で快適な乗り心地を実現している。
7.5cmの段差、10cmの溝までは踏破できる。
また、①坂道や旋回時に自動的に減速する速度抑制機能、②急な坂道や斜面の走行時に、傾斜センサーが警告メッセージと警報音で知らせる急斜面検知機能、③後退走行時には、周囲に警告する後退ブザーと、インターフェイス内の状態表示パネルにメッセージを表示する機能、④手動で車両を動かせるブレーキ解除スイッチ（シート後方下）を搭載。急な旋回や坂道走行、後退時も安心して走れる安全機能で利用者をサポートしてくれる安心機能を標準装備しているのも嬉しいポイントだ。
バッテリーは取り外し式で屋内充電するタイプ
バッテリーは脱着式タイプで、2.5kgと軽量で持ち運びがしやすいため、いつでもどこでも気軽な充電を実現。付属の専用充電器（AC100V）に接続し、家庭用コンセントから2.5時間で充電が可能だ。ちなみに一充電あたりの航続距離は12kmで、安全のため充電は屋内で行うこととされている。
2.5kgの脱着式軽量バッテリーは、室内に持ち込んで充電するタイプ。
ディーラーオプションも設定
ボディカラーは黒を基調とし、ホワイトのフロント＆リアカバーを組み合わせたものが標準設定されている。ディーラーオプションでは、このフロント＆リアカバーが「オフビートカーキメタリック」「スカイブルーメタリック」「トニコオレンジメタリック」の3種類から、自分の好みに合わせて選択可能になる。
オプションで設定される3種類のボディカラー。
さらに、 収納性とデザイン性を兼ね備えた容量12Lのフロントバスケットや、杖や傘をしっかり収納できるメッシュ状の杖ホルダーなどもオプション設定されるという。
試乗できるデモカーを用意して全国58社の販売会社、700店舗のダイハツディーラーで販売されるという。気になる方はぜひダイハツ販売店で実機を確認してみてはどうだろうか。
e-SNEAKERの名称の由来は「いいスニーカー」として、アクティブシニア層をはじめとした幅広いユーザーに受け入れられるのか、今後の動向にも注目したい。
バスケットと杖ホルダーもオプションで用意されている。
【主要諸元 e-SNEAKER】
全長×全幅×全高 ：1130×645×985mm
重量 ：64kg
耐荷重 ：100kg
ブレーキ ：前後ディスクブレーキ
バッテリー ：リチウムイオン（25.2V・10.1Ah）
モーター ：250W×2個
登坂性能 ：10度（17.6％）
航続距離 ：12km
充電時間 ：2.5時間
タイヤサイズ ：8インチ（前輪）／6インチ（後輪）
防水性能 ：生活防水相当（雨天時の使用は控える）
本体価格 ：41万8000円
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