2025年5月24日、BRJはシェアリングサービスの「TOCKLE(トックル)」に3輪の特定小型原付を導入した。同モデルはカゴと椅子付きのスクータータイプで、走行エリアを制御するジオフェンシング機能を搭載している。

前2輪・後1輪の3輪電動スクーター

BRJは、アメリカ発祥の電動キックボードシェアリングサービス「BIRD(バード)」の日本運営を担っており、現在は東京都立川市と千葉県勝浦市の2エリアで事業を展開している。

2024年からは新たに自社のオリジナルブランドのサービス「TOCKLE(トックル)」を立ち上げ、バードと同様に電動キックボードのシェアリングサービスの提供も開始。こちらは福岡県福岡市と千葉県流山市の2エリアに導入されている。

画像: トックルは電動キックボードのみでサービスを提供していた。

トックルは電動キックボードのみでサービスを提供していた。

そのトックルに2025年5月24日、3輪のスクータータイプの電動モビリティが福岡エリアにて導入された。従来から運用されてきたモデルと同様に16歳以上が免許不要で利用できる特定小型原付で、3輪構造により2輪の電動キックボードよりも走行安定性が向上しているという。

座って乗れるシート(サドル)と、その下に荷物を入れられるカゴが付属しているため、買い物帰りのちょっとした足としても便利に使えるようになっている。

画像: 座って乗れるシートの下に、荷物を載せられるカゴが装備されている。

座って乗れるシートの下に、荷物を載せられるカゴが装備されている。

また、GPSデータに基づき走行規制エリアに侵入すると車体が自動停止するジオフェンシング機能も備えているため、安全性も高められている。

同社によると福岡エリアだけでなく、順次全国へ展開していくとのことで、3輪電動スクーターがラストワンマイルのチョイ乗り需要にマッチして全国に普及していくのかどうか、今後の展開にも注目が集まっている。

【サービス概要】
配置開始日:2025年5月24日(土)
利用開始可能時間:4時〜24時
対象エリア:福岡市東区アイランドシティから展開
車両配置場所:照葉パビリオン、アイランドアイ、イオンモール香椎浜(順次拡大予定)

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