2025年3月14日、ダートフリークは電動原付バイク「GE-N3(通称:ゲンさん)」を発売。車両区分は原付一種で、販売価格は39万6000円に設定される。

取り回しの良さとおしゃれなデザインを両立した1台

販売元のダートフリークはもともとオフロードバイクのアフターパーツメーカー。2017年に子ども向けの電動オフロードバイク「Meow(ミャウ)」を発表し、その後、より本格的な「WOOF(ウーフ)」を発売するなど、近年は電動バイクの開発・販売にも力を入れている。

今回発表された「GE-N3(通称:ゲンさん)」は、同社初の公道走行可能な電動バイクで、第一種原動機付自転車(原付一種)モデルである。

「見ても乗ってもやさしい」が商品コンセプト。全長1820mmと、一般的な原付一種(1650mm前後)より長くてスリムな車体に加え、790mmというシート高のおかげで良好な足つき性を誇っている。しかも、エンジンを搭載した原付一種と比較して3分の2程度の車両重量、58kgという軽量さだ。

画像: シンプルでスタイリッシュなデザインをしている。

シンプルでスタイリッシュなデザインをしている。

ボディは水平基調の落ち着いたシルエットに、道具感のあるテイストが組み合わされたユニークな形状をしており、2024年のグッドデザイン賞を受賞するなどデザイン面でも高く評価されているようだ。

電源のオン/オフは電動バイクらしくNFCカードキー式を採用し、シートの前方にあるGE-N3マークにカードキーをかざして行うスタイル。

また、航続距離は市街地での実測で60km、30km/h定速走行では100kmを確保し、街乗り用のEV原付として必要十分なレベルは確保されている。

同社によると、片道7〜8kmの通勤に使用した場合、一般的なガソリンスクーターの約4分の1、軽自動車の10分の1程度のランニングコストに抑えることが可能だという。オフロード車を得意とする同社だが、街乗りメインのユーザーにも恩恵があるモデルと言えるだろう。

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