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実は電動キックボードだけでなく電動アシスト自転車も用意する「LUUP」
LUUPは電動キックボードのイメージが強いが、実は電動アシスト自転車のシェアリングサービスも提供しており、状況に応じて自由に選択することができる。
浜松市では、電動キックボード50台、電動アシスト自転車80台の計130台を約50ポートに分散配置してサービスを開始し、随時台数・ポート数を追加していくとしている。
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電動アシスト自転車(後)と電動キックボード(前)の2機種をラインナップしている。
利用料金は、電動キックボードと電動アシスト自転車のいずれも同額で、ライド基本料金50円+時間料金15円/分の合計金額で計算される方式だ。
電動アシスト自転車は普通自転車、電動キックボードは「特定小型原付」であるため、両機種とも免許不要で利用可能だが、「公道を走行する車両を運転している」という自覚を持って、正しい交通ルールに則った運転が求められる。
LUUPの使い方
LUUPのシェアリングサービスを利用するには、「LUUP」アプリのダウンロードと会員登録を行う必要がある。さらに、電動キックボードを利用したいユーザーは、アプリから年齢確認書類の提出と交通ルールテストの連続満点合格も追加で求められる。
乗車する際は、ポート付近で①アプリ画面の「ライドを開始する」をタップし、②「QRコードをスキャン」から車両のQRコードを読み込んで、③返却する目的地ポートを選ぶと、ロックが解除されて使えるようになる。ちなみに目的地ポートはいつでも変更可能なので、利用開始時にはとりあえず空いているポートを予約して、目的地近くで変更することもできる。
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LUUPの利用方法。
目的地ポートに到着したら枠線内に駐車し、きちんと返却したことを証明する写真を送信したらライドが終了する。安全運転に努めて使いこなせば便利なモビリティであるため、興味のある人はまずは試してみるのがいいだろう。
なお、LUUPはヘルメットの貸し出しサービスを行なっていないものの、とくに電動キックボードは小径タイヤで重心が高い乗り物ということもあり、衝突時や転倒時に頭部へのダメージが高くなる。電動アシスト自転車でも電動キックボードでも、自分の命を守るためにヘルメットを着用しよう。