2025年1月10日(現地時間)より開催されているブリュッセルモーターショーで、ルノーはトゥインゴE-Techプロトタイプのアップデートモデルを公開した。ほぼ市販モデルと呼べるほど各部に手が加わるとともに、いままで明らかにされていなかったインテリアも公開された。2026年から欧州を皮切りに2万ユーロ(邦貨換算で約323万5000円)未満で発売されるという。

コンセプトモデルの初公開からわずか2年。ほぼこのまま市販か

2025年1月10日よりベルギーで開催されているブリュッセルモーターショー。ルノーは、トゥインゴE-Techプロトタイプの進化した姿を公開した。

2023年11月の投資家向け説明会で初公開されたこの新世代EVのコンセプトモデルは、小変更を加えて2024年10月のパリモーターショーではじめて一般公開。その席上で、同車は2026年に発売予定であり、車両価格はEVとして手ごろな2万ユーロ(現在の邦貨換算で約323万5000円)未満に設定されると発表された。

今回ブリュッセルで初公開された新たなプロトタイプは、一見すると2024年10月に公開されたモデルと大差ないように見える。しかし、よくよく見比べてみると量産性を加味して随所に進化の形跡が見受けられる。

画像: 2026年の発売を控え量産に適した仕様に小改良が施されたプロトタイプ。インテリアも初めて公開された。

2026年の発売を控え量産に適した仕様に小改良が施されたプロトタイプ。インテリアも初めて公開された。

すぐに気づくのは、ドアハンドルとサイドミラーの形状だ。ドアハンドルをかこむ円形の照明はなくなり、サイドミラーも大型化されてより実用性が増している。よく見れば、フロントバンパー下部のエアインテークの形状も変わったほか、リアホイールアーチエクステンションは小さくなり、前後バンパーの四隅に配された黒いエクステンションもデザインが変更されて3Dプリンターによるハニカムパターンが印刷されている。個性的なテールランプのデザインも変更されている。

画像: 外観の面では、フロントドアハンドルの周囲が照明付きでなくなり、バックミラーの近くにクォーターライトが追加され、リアライトの形状が変更されました。

外観の面では、フロントドアハンドルの周囲が照明付きでなくなり、バックミラーの近くにクォーターライトが追加され、リアライトの形状が変更されました。

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