普段使いにぴったりの電動スクーター
サンエンペラーは従来から16歳以上が免許不要で乗ることができる特定小型原付に区分される2輪の電動スクーター「SS1」を販売しており、リヤのカゴやバックミラー、12インチの大径タイヤなど、日常使いしやすい便利なモビリティとして注目を集めていた。
今回発表されたのは、それの3輪版と言えるモデルで、前1輪/後2輪の3輪スクーターとして「SS1」のユーザーからの意見を反映して開発されたモデルだという。
「SS1」との違いは、「SS1」がフロントサスペンションのみだったが、「SUNRIN」では前後サスペンションに進化したこと。とくに後輪は独立式サスペンションを採用して悪路走破性や乗り心地が向上している。
航続距離も「SS1」の45kmから60kmに伸びており、よりパワフルな400Wモーター(48V)を搭載している代わりに、車重は増加(24kg→32kg)している。
なお、屋内で充電できる脱着可能なバッテリーを採用したことで、充電がどこでもしやすくなったことも嬉しいポイントだ。また「SS1」と同様、前後輪ディスクブレーキの採用や、ミラーやバスケットを標準装備しており、折りたたみも可能と、3輪の安定性を含め日常使いでの利便性は引き続き確保されている。
ボディカラーは「ピアノブラック」、「パールホワイト」、「ネイビーブルー」の3色が用意され、2024年10月20日から、クラウドファンディングサイトのMakuakeにて、車体価格16万1700円〜18万4800円で先行販売が開始される。
【主要諸元 サンエンペラー SUNRIN】
全長×全幅×全高 :1200×600×1050mm
(折りたたみ時) :1200×600×670mm
重量 :32kg
耐荷重 :120kg
ブレーキ :前後ディスクブレーキ
歩道走行モード対応 :あり
バッテリー :リチウムイオン(48V・13Ah)
モーター :400W
航続距離 :60km
充電時間 :7時間
タイヤサイズ :10インチ
防水性能 :ーーー
本体価格 :16万1700円〜18万4800円(先行販売価格)