今年は幕張メッセで企業連携を推進するビジネスイベントに
これまで約70年にわたり、国内最大の自動車ショーとして開催してきた東京モーターショーは、自動車や最新の技術を披露する「見本市・展示会」から、昨年の「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」以降、様々な仲間が集まり共に幅広い未来を提⽰する 「共創プラットフォーム」へと進化した。
そして、今年からは毎年開催し、企業連携を推進する「プロセスイヤー」を『未来を創る、仲間づくりの場』としてのビジネスイベント、翌年の「ショーイヤー」は『乗りたい未来を、探しにいく場』として一般来場者に感じてもらうショーケースイベントに設定し、これらを1パッケージとして開催していくことになった。
「プロセスイヤー」となる2024年は、ビジネスイベントとして「JAPAN MOBILITY SHOW 2024」を開催、2025年はショーケースである「JAPAN MOBILITY SHOW 2025」が開催されるため、一般来場者にとっては隔年開催ということになる。
また、日本の未来に向け、デジタルイノベーションの総合展である『CEATEC 2024』が併催イベントとして連携し、IT・エレクトロニクス産業とモビリティ業界の交流で技術革新を加速させ、豊かで夢のある未来の構築を目指していくそうだ。
「JAPAN MOBILITY SHOW 2024」のコンテンツ内容は3つ
JAPAN MOBILITY SHOW 2024では、個社の展⽰だけではなく企業や団体の共創や新しい仲間づくりを生み出す企画を実施。会員メーカー各社からクルマ・バイクの展示も行う予定だ。
「ブース出展」
モビリティ産業が抱える課題を解決するスタートアップと、事業共創により更なる革新を遂げたい事業会社を募集。活発なコミュニケーションにより、社会的な課題に対しての解決方法や未来のヒントを見つけるなど、ビジネス共創機会の拡大を目指す。
「ビジネスマッチング」
スタートアップ・事業会社間でコミュニケーションがとれる場所を、会場内だけでなくオンラインでも用意。スタートアップ・事業会社の双方が、事前にビジネスマッチングサイト上でお互いのシーズ・ニーズ・事業課題などを把握した状態で、イベント当日のビジネスマッチングプログラムに臨め、スムーズな商談が可能になる。
また、1,000社以上の上場支援実績を誇るジャフコグループ株式会社が協力し、コミュニケーションを活発化させ、商談の成立や新たな発想に導くとしている。
「Future Mobility Forum(未来モビリティ会議)」
豊かで夢のあるモビリティ社会についての情報発信に留まらず、モビリティ産業が抱える課題についても取り上げ、モビリティ社会の構築に向けて本気で語り合うイベントとのことだ。
モビリティ業界の課題についての「Keynote」と、それを著名有識者とともにわかりやすく説明する「Theme Discussion」を設定し、各プログラムには、自工会の正副会長も参加する予定だそうだ。
【開催概要】
名称:JAPAN MOBILITY SHOW 2024
会期:2024年10月15日(火)~10月18日(金)
開場時間:10:00~17:00
会場:幕張メッセ(国際展示場)
入場:無料(入場にはオンライン事前登録が必須)
主催:一般社団法人 日本自動車工業会
共催:一般社団法人 日本自動車部品工業会
公式サイト:https://www.japan-mobility-show.com/