2024年5月16日、スバル(SUBARU)はサブスクリプションサービスを行うKINTOと業務提携を締結して、「SUBARU×KINTO」のサービスを開始した。レヴォーグやフォレスターなど8車種を展開し、正規販売店とオンラインでの申し込みを可能としている。

「初期費用フリープラン」と「解約金フリープラン」を展開

定期点検費用や税金、自動車保険料などいくつかのランニングコストを含んだ定額の月額料金で自動車を利用できるクルマのサブスクリプション。さまざまな企業によって販売されるサービスの中でも、トヨタ自動車系列の「KINTO」はサービス開始時のインパクトやコマーシャル展開によって知名度は高く、また正規販売店で申し込みできるなどの安心感がある。しかし、当然のことながらこれまでトヨタ車/レクサス車でしか利用できなかった。

そして今回、2019年にスタートして5年が経過しようとしているKINTOのラインナップに、トヨタと資本関係にあるスバルの8車種が追加されて2024年5月16日からサービスを開始した。

画像: KINTOで申し込みできるようになったスバル フォレスター。

KINTOで申し込みできるようになったスバル フォレスター。

展開される車種は一部のOEMモデルを除き、インプレッサ/クロストレック/フォレスター/レヴォーグ/レヴォーグレイバック/WRX S4/レガシィアウトバック。この7つの普通乗用車が、スバルの販売店とWebサイトから申し込みできるようになった。実はBRZもラインナップに含まれるのだが、こちらは販売店での展開のみとなる。

プランや契約年数などの設定は基本的にトヨタ車と同じく、イニシャルコストを必要としない「初期費用フリープラン」と、初期費用を設定して契約中途での解約金をゼロにする「解約金フリープラン」のふたつが用意される。契約年数もプランによって3年/5年/7年から選択することができる。

いずれの車種、いずれのプランでも、初期費用といわれる登録諸費用や自動車税、そして自動車保険や法定点検・車検などのサービスメインテナンスがパッケージ化された月額サービスとなっている。

車両価格254万6500円のインプレッサ ST(FF)を例に見てみると、初期費用フリープランの7年契約で2万8380円(ボーナス加算額16万5000円×年2回)、5年契約で3万0360円(同)、3年契約で3万4980円(同)となる。車両価格399万3000円のレヴォーグレイバック リミテッドEXでは、7年契約で4万3670(同)、5年契約で4万6310円(同)、3年契約で5万3460円(同)と試算される。

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