2024年3月22日、StellantisジャパンはDSオートモビルのDS4やDS9など全ラインナップに生成AI「ChatGPT(バージョン3.5)」を搭載し、同日から日本国内での販売をスタートすることを発表した。

コネクティッド機能として、ついに「生成AI」を搭載

「Hey Siri」や「OK Google」、「アレクサ」などの呼びかけに応え、ユーザーの指示や要望に応える音声認識やAI技術は今でこそよく耳にするようになった。自動車業界においても、ドライバーやパッセンジャーが発した言葉を聞き、理解し、指示どおりのコマンドを実行する技術は、2018年にメルセデス・ベンツが発売したAクラスにMBUXとして搭載されて話題になった。今ではラグジュアリーカーからコンパクトカーまでさまざまなブランド・車種で展開されている。

こうした従来のAIは学習データにより割り出した結果をテキストとして、または音声として出力することはできたが、近年はさらに発展させた「生成AI」が注目を集めている。こちらは「ディープラーニング(深層学習)」による結果から、テキストや音声だけでなく物語や画像、音楽や映像などによる「独自のコンテンツを創造できる」ことを特徴とする。

生成AIにいくつか種類はあるが、そのなかでもChatGPTはAI研究所であるオープンAI社によって開発された会話型AIサービスで、音声やテキストによる質問に対して詳しい解説を提供してくれる。誤った情報もあるので注意しなくてはならないが、どんな質問にもほんの数秒で回答してくれるレスポンスの良さはユーザーを楽しませてくれる機能としてはおもしろい。

画像: ラグジュアリーセダンのDS9(左)からコンパクトSUVのDS3(右)まで、4つのモデルを展開するDS。

ラグジュアリーセダンのDS9(左)からコンパクトSUVのDS3(右)まで、4つのモデルを展開するDS。

そんなChatGPT(バージョン3.5)が、DSオートモビルのDS3やDS7などすべての新車に標準装備され、2024年3月22日以降に販売された車両で楽しむことができるという。これをもってDSは、運転しながらChatGPTを使用できる国内初の自動車ブランドだとしている。

まるで人間と対話しているかのように、会話のキャッチボールができるクルマへと進化し、例えばドライブ旅行で訪れた土地の歴史やレストランで食べた夕食のレシピを尋ねたり、あるいは、ふと思い浮かんだ疑問を質問するなど、退屈だと感じられたクルマでの移動に花を添える機能となりそうだ。

なお、DSモデルに搭載されるChatGPTのボイスコントロール機能(音声認識プラットフォーム)はSoundHound AI社によって開発されたもので、車内での利用に最適化されたシステムだという。

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