タタ モーターズ(Tata Motors)は、インドの3大財閥のひとつであるタタ グループの主要企業のひとつ。インド最大の自動車会社であり、とくに商用車部門では圧倒的なシェアを誇る。乗用車ではマルチ スズキ インディアに次ぐ国内第2位だが、EVではすでに国内シェア9割を達成している(2023年2月)。2008年からは英国ジャガー・ランドローバーの親会社となり、EVの開発でも協業している。(タイトル写真は最新モデルのネクソンEV)

最新コンパクトSUVは最先端技術を満載しながらお手頃価格

現在の最新モデルは2023年9月14日にフルモデルチェンジした「ネクソンEV」。先代モデルで同社初のEVモデルが追加されたが、今回のフルモデルチェンジではデザインだけでなく、EVアーキテクチャも一新。クラスを超えた最新EVスペックが盛り沢山に与えられている。

画像: 現時点で最新のEVがネクソンEV。ボディサイズはヤリスクロスに近い。

現時点で最新のEVがネクソンEV。ボディサイズはヤリスクロスに近い。

ボディサイズは全長3994×全幅1811×全高1616mm。ホイールベースは2498mmでBセグメントに相当する。駆動方式はFWDのみ。40.5kWhのバッテリーを搭載する「ロングレンジ(航続距離465km:MIDCモード)」と30kWhの「ミディアムレンジ(同:325km)」が選択可能だ。

特筆すべきは、このクラスで、V2V(車車間充電)やV2L(外部給電機能)を備え、さらにはOTAによってさまざまな機能が購入後もアップデート可能になっているところだろう。

さらにコネクテッド機能の充実ぶりもクラスを超越。「Zconnect」アプリによって、リモートジオフェンシング(車両位置追跡)、遠隔車両診断、充電管理、エアコンのリモート管理などのスマートコネクトが実現されている。

現地車両価格は147万ルピー(約260万4000円〜)。EVの低価格化は今後しばらく続く世界的なトレンドだが、これだけの先進機能を搭載しながらガソリン車に近い価格をいち早く実現してしまったのは凄い。

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