ナビタイムが「トラックカーナビ」でユーザー同士が投稿し合える「休憩地点マップ」機能を提供

トラックカーナビアプリとは

トラックカーナビは、2016年に日本初となるトラック専用カーナビアプリとしてリリースされ、トラックドライバー向けの様々な便利機能により、高い評価を受けているナビアプリである。

高精度な到着予想時刻表示、車両サイズ（全長・全幅・全高）、大型車規制、車両別の走行実績が多い道路などを考慮したルート検索、複数の訪問先の最適訪問順の自動計算、大型車が駐車可能な施設検索など、日本初のトラックドライバーに特化したカーナビアプリ。

「休憩地点マップ」機能では、SA／PA、トラックステーション、道の駅、コンビニ、食事・軽食の5カテゴリーの施設が各アイコンで地図上に表示され、詳細情報からは各施設の設備や駐車台数などの情報に加え、ユーザーからの口コミ情報を閲覧できる。

この口コミ情報には、その施設をおすすめする理由とともに、投稿者が「トラックカーナビ」に登録している車両サイズも併せて掲載されるので、検索しているユーザーが現在運転している車両が停められるかどうかが簡単にわかる。

探した休憩スポットは、そのままルート検索の目的地として設定したり、ルート検索後にルート上に近い場所を探して中間目的地に設定することも可能だ。訪問先へのルートを検索した後に、車両が停められる休憩地点を簡単に検索、ルート設定できるため、検索時間や手間の削減を実現できるとしている。

休憩スポットの口コミ情報を投稿する場合、現在地周辺の施設から投稿したいスポットを選択することでおすすめする理由を記入できるほか、自分の車両サイズ情報も合わせて投稿される。

「トラックカーナビ」はドライバーに休憩スポットの情報を提供することで、交通安全に貢献することができる。ナビシステムの進化には今後も大いに期待したいものだ。

2023年10月31日、ナビタイムジャパンは「カーナビタイム」、「渋滞情報マップby NAVITIME」、「NAVITIMEドライブサポーター forスゴ得」で、全国の渋滞が発生しやすい地点をライブカメラで撮影した動画が見られる「渋滞ライブカメラ」機能の提供を開始した。

2023年9月5日、あいおいニッセイ同和損害保険とナビタイムジャパンはスマホから取得する走行データに基づき、安全運転度合いを保険料に反映するテレマティクス自動車保険「タフ・見守るクルマの保険NexT」を、2024年1月以降保険始期契約から発売することを発表した。

ナビアプリの中で不動の人気を誇っているのが「Yahoo!カーナビ」と「Googleマップ」だ。いずれのアプリも無料で使え、機能面での評価はおおよそ高い。その意味でこのふたつはナビアプリの双璧とも言える存在だ。ここではこの二強を例にスマホによるカーナビ用アプリの最新事情を見ていく。