2023年10月30日、ヒョンデモビリティジャパン(Hyundai Mobility Japan)はコンパクトボディのEV「コナ(KONA)」の販売を同年11月1日から開始することを発表した。

国産車に乗り慣れた人にも親しみやすいローカライズ

走行中に排出ガスを出さないZEV(Zero Emission Vehicle/EVやFCEV)を日本で展開しているヒョンデは新たなEV「コナ」を投入、2023年11月1日に発売すると発表した。ヒョンデのEVといえばアイオニック5(IONIQ 5)をはじめとするアイオニックブランドを思い浮かべるかも知れないが、これはEV専用モデル。コナはEVやガソリンエンジン搭載モデルも用意する複合展開のモデルで、日本市場にはEVのみが導入される。

海外ブランド車の場合、右ハンドルの日本仕様でもウインカーレバーはハンドルの左側に置かれていることも多いが、コナは(アイオニック5も)国産車と同じく「右ウインカーレバー/左ワイパーレバー」にローカライズされている。国産車に乗り慣れた人でも違和感なく操作できるのだ。

画像: 回生ブレーキの強さを調整して停止までできるようにするi-PEDALを採用、いわゆるワンペダルにも対応する。

回生ブレーキの強さを調整して停止までできるようにするi-PEDALを採用、いわゆるワンペダルにも対応する。

また、コクピットまわりにカーナビやオーディオ、エアコンやシートヒーターなどのプッシュ式ボタンが多く配置されているのも、安心感を得られるポイントと言えるだろう。では保守的なコクピットなのかといえば、そんなことはなく先進的だ。

運転席からの前方視界には12.3インチの大画面ディスプレイがふたつ並列し、カーナビ、車外カメラの映像を表示、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応する。しかも一部グレード(Lounge系)には、フロントカメラの映像に目的地案内の矢印や距離などを重ねて表示するARナビゲーション機能や、フロントガラスに各種情報を投影するヘッドアップディスプレイも標準装備する。

そのほかにも、近距離無線通信(NFC)を使用してスマートフォンやスマートウオッチでドアの開錠・システム始動ができるデジタルキーや、サービスセンターに赴くことなくクルマのソフトウェアをオンラインでアップデートできるるOTAを装備するなど、「クラス最高レベルのテクノロジーとコネクティビティ」を謳っている。

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