日本においてもEVのラインナップは日々充実しつつある。そしてとくに注目すべきは比較的買いやすいコンパクトEVが増えていることだ。しかし、何を基準にどう選んだらよいのかがよくわからず、決め手に欠けるというのが多くの人の実感だろう。そこで、今回はジャーナリストの鈴木ケンイチさんに自分なりの基準でコンパクトEVのトップ3を選んでもらった。ぜひ参考にして欲しい。

新しさに溢れた新進気鋭のHonda e

続いてのおすすめが、ホンダのEVとなる「Honda e」だ。このモデルの魅力は、意欲的な新しいチャレンジに溢れていること。モーターを後輪に積む後輪駆動であり、走らせてみると、RRらしいクイックさが感じられる。運転していて楽しいクルマなのだ。

また、インパネを左右いっぱいまで使った5つのスクリーンも斬新。サイドミラーをカメラにしているのも意欲的。それでいて、エクステリアはキュート。“新しい”ことを満載した“挑戦”と言う言葉がよく似合う1台と言えるだろう。

画像: 「ホンダ e」。愛嬌あるスタイリングは大きな魅力だ。

「ホンダ e」。愛嬌あるスタイリングは大きな魅力だ。

ただし、販売では苦戦している。車両価格が495万円に対して、同価格帯のライバルに対して航続距離が259km(WLTCモード)で劣っている。これが苦戦の理由だろう。

しかし、本来、シティコミューターであれば航続距離は関係ない。本質ではない部分で敬遠されているかわいそうなモデルと言えるのではないだろうか。

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