2023年5月19日、カーシェアサービス「エニカ」上で、中国大手EVメーカーBYDの「ATTO 3」の貸し出しサービスが開始された。全国のBYD正規ディーラー18店舗で利用できる。また、6月30日までのキャンペーン期間中に30%オフになるクーポンを配布中だ。
BYDの電動SUV「ATTO 3」とは
スポーティーで躍動感あふれるデザインが特徴の「BYD ATTO 3」は、2022年2月に中国での販売開始以来、オーストラリアやタイなどのアジア太平洋地域でも発売され、2023年3 月末までの世界累計販売台数は約30 万台に上る人気車種。
独自開発の「ブレードバッテリー」を搭載したEV専用のプラットフォーム「e-Platform 3.0」を採用し、航続距離470kmと高い安全性、フラットな床面による広い車内空間と440Lの荷室容量が確保される。
加えて、予測緊急ブレーキシステムやBYDアラウンドビューシステム、ブラインドスポットインフォメーションなど、日本の交通環境にあわせた先進安全・運転支援機能も充実している。
ちなみに、内装はスポーツジムをイメージした非常にユニークな造形をしており、ドアポケットの紐は、弾くとベースの音のような「ビーン」というサウンドを楽しめる。乗る機会があれば、ぜひ試してみてほしい。
中国EV大手メーカーBYDとは
BYDは、1995年に中国・深圳で創業し、IT エレクトロニクス、自動車、新エネルギー、都市モビリティの4領域でグローバルに展開する多国籍企業だ。
バッテリーメーカーとして創業した背景から、バッテリーはもとより、モーターやコントローラーなど電気自動車のコアとなる技術を自社開発・製造しているのが大きな特徴となっている。
特に、自動車事業においては、世界70 超の国と地域、400超の都市に電気自動車を展開し、2022年にはEV販売台数世界No.1となるなど成長が目覚ましい。