全世界累計で7000万台以上電動モビリティを販売している「YADEA」。電動キックボード「KS5 PRO」を日本国内モデルを梯子、脚立で有名な長谷川工業株式会社とともに共同開発し、2023年4月5日より本格的に日本市場に参入することになった。

YADEAとは

電動モビリティ業界では世界最大級の香港企業。電動バイク・電動自転車・電動キックボードなどの開発・製造を行っており、2001年の創業以来、世界100ヶ国で事業を展開。電動モビリティ分野で6年連続(2017年~2022年)販売台数世界一と業界をリードしている。

画像: 累計販売台数は7000万台超。

累計販売台数は7000万台超。

電動キックボードの注意点

2023年7月の「特定小型原動機付自転車(以下、特定原付)」規格誕生までにシェアモビリティとして導入されている電動キックボードは「小型特殊自動車」に近い扱いがなされている。具体的には最高速15km/h、自転車レーン走行可だが歩道走行は不可・小回り右折など非常にややこしいルールである。

一方、個人所有用のモデルは「原付」扱いなため、最高速30km/h、二段階右折、歩道走行不可となっている。また、ヘルメットの着用も必須なので、ヘルメット不要でサクサク移動するということを考えると、7月の法改正での「特定原付」誕生を待つか、シェアモビリティを利用する必要がある。

原付規格の個人用電動キックボード「KS5 PRO」の特徴

YADEAの「KS5 PRO」は、昨年2月にクラウドファンディングのMakuakeで先行販売していた個人用電動キックボード。今回のYADEA JAPAN発足に伴い、正式に販売が開始されることになったニューモデルである。主なスペックとしては、航続距離60km、最高速35km/h、登坂能力は15度と比較的高性能な部類だ。

ブレーキは前輪にドラムブレーキと後輪にディスクブレーキ+電子ブレーキを搭載。ここで、ユニークなのが、後輪に回生ブレーキ機構を備えている点である。この仕組みによってエネルギーを回収し、航続距離を伸ばすことができる設計になっているため、もしかするとカタログスペックの航続距離60kmより、実際の航続距離の方が長いなんてこともありうるかもしれない。

画像: 「KS5 PRO」は個人所有モデルで原付規格。走行時にはヘルメットが必須である。

「KS5 PRO」は個人所有モデルで原付規格。走行時にはヘルメットが必須である。

また、ソリッドタイヤの採用とフロントサスペンションの搭載により、パンクの心配が不要で安定した走行が可能になっている。なお、高強度アルミフレーム使用で耐荷重は110kg、防水レベルはIPX4仕様なので、雨天時の使用は厳しいがちょっと水がかかってしまう程度なら問題ない。

さらにハンドル部分の液晶ディスプレイでは、速度やバッテリー残量といった情報を確認でき、6km/hのエコモード、15km/hのスタンダードモード、35km/hのスポーツモードの3つの速度モードを簡単に切り替えることができる。

そのため、今後登場する予定の特定原付モデルは、6km/hの歩道走行モードと20km/hの特定原付モードの切り替えに対応するのだろう。

画像: 回生ブレーキ機構搭載のユニークな電動キックボード

回生ブレーキ機構搭載のユニークな電動キックボード

電動アシスト自転車、特定原付、私有地タイプの各モデルが順次発売予定

また、今夏以降、特定原付モデルの「KS5 PRO」と電動アシスト自転車の「FD 20」を順次発売していくということなので、公式サイトの情報をチェックして欲しい。

画像: 今夏以降の販売が予告されている電動アシスト自転車の「FD 20」

今夏以降の販売が予告されている電動アシスト自転車の「FD 20」

KS5 PROのスペック

モデル名   :KS5 PRO
バッテリー  :36V 15AH
モーター   :定格出力 500W
最高速度   :35km/h
最大航続距離 :60km(体重75kg・スタンダードモード)、40km(体重75kg・スポーツモード)
登坂能力   :15度(体重75kg・スタンダードモード)
防水レベル  :IPX4
サスペンション:フロントサスペンション
走行モード  :3モード設定可能(6・15・35km/h)
ブレーキ   :ドラムブレーキ(フロント)/ディスク+電動ブレーキ(リア)
タイヤ    :10インチソリッドタイヤ
バックミラー :片方ミラー(右)
充電時間   :7.5時間
最大荷重   :110kg
本体重量   :21.2kg
サイズ    :1185×485×1250mm(収納時550mm)
フレーム   :アルミニウム合金

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