1日15km走行可能な電力をソーラー充電できる電動バイク
HelioXは2024年創業のスタートアップで、16歳以上が免許いらずに運転できる特定小型原付区分のEVバイクシリーズ「AGAO」を開発・販売しており、立ち乗り電動キックボードの「A86S」と着座型スクーターの「A87S」をラインナップしている。
搭乗・運転スタイルの異なるふたつのモデルだが、ともに車両前方とステップボード部分にソーラーパネルを搭載し、太陽光が当たっている間は駐車していようが、走行中であろうが自動で充電してくれるユニークなモデルだ。

車両前部・ステップボード部分にソーラーパネルを搭載している。
満充電での走行可能距離およそ30km分の容量を持つ駆動用バッテリーは、家庭用100Vコンセントから6時間で充電を完了するが、太陽光発電であればおよそ13時間で満充電になる。季節や日照時間によって発電量が異なるとはいえ、1日陽のあたる場所に置いておくと約15km分相当を充電できることになる。1日15km未満の利用なら太陽光発電のみでまかなえてしまう、電気料金ゼロという点は画期的と言えるだろう。
ステップボードにも埋め込まれていることからもわかるように、ソーラーパネルは傷や衝撃に強く、また車体カバーをかけずに外置き保管することを想定してIPX5防水にも対応しているという。
定格出力48V・500W(最高出力800W)のハイパワーモーターを搭載し、登坂能力15度(約26.8%)という走行性能を実現する。また前述のとおり航続距離は30kmで、走行モードは6km/hの歩道モード、15km/h・20km/hの車道モードの3段階となっている。
ボディカラーは「ブラック」「ホワイト」「ゴールド」「レッド」の4色を展開。車両価格は電動キックボード・スクーターともに26万円に設定され、オプション品として「リアキャリア&バスケット」のセットも用意される。バスケットのフタにはソーラーパネルが埋め込まれ、さらに充電能力を高められるという。

オプション品の「リアキャリア&バスケット」には、フタ部分にソーラーパネルが搭載されている。
なお、現行モデルには給電用に5WのUSB タイプAポートが搭載されているが、改良モデルでは60W出力可能なUSB タイプCポートが搭載される予定だ。加えて、電動アシスト自転車や三輪モデルなど次期モデルの開発構想も出ており、今後の展開にも期待がかかる。

現行モデルはメーターディスプレイ下にスマートフォンを充電できるUSBタイプAポートを搭載している。
【AGAO 座り乗り型 主要諸元】
全長×全幅×全高 :1420×600×1110mm
重量 :45kg
耐荷重 :120kg
ブレーキ :前後ディスクブレーキ
歩道走行モード対応 :車道モード(20km/h・15km/h)、歩道モード(6km/h)
バッテリー :リチウムイオン(48V・13Ah)
モーター :500W
航続距離 :30km
充電時間 :AC充電6時間、ソーラー充電13時間
タイヤサイズ :11インチ
防水性能 :IPX5
本体価格 :26万円
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