2026年7月15日、ゆりかもめは磁気乗車券の販売を終了し、QR乗車券に全面移行した。今後、2026年9月中旬までにすべての改札機がデジタル乗車券に対応する予定だ。

サイズはそのまま、QRコード印字タイプの乗車券に移行

昨年の2025年3月17日、ゆりかもめはスマートフォンを利用する「QRモバイルチケット」と、クレジットカードやスマートフォンなどによるタッチ決済での乗車サービスを全駅でスタートしていた。その後、2026年3月31日には回数券・往復券・定期券における磁気乗車券を販売終了し、少しずつ磁気乗車券からデジタル乗車券への移行を進めてきた。

そして2026年7月15日、ついに都度利用の切符についても磁気乗車券の販売を終了し、QR乗車券に切り替えられた。乗車券のサイズはこれまでと同じだが、磁気層がないため裏面が「黒色」ではなくなっている。なお、すでに購入してある各種磁気乗車券は、引き続き有効期限まで利用できる。

画像: 右が移行後のQR乗車券。表面の色が薄くなり、QRコードを識別しやすくなっているようだ。

右が移行後のQR乗車券。表面の色が薄くなり、QRコードを識別しやすくなっているようだ。

QR乗車券に移行した目的やメリットを3つ挙げている。

・券詰まりによるトラブルが減ることで、円滑な改札利用を実現
・金属を含む磁気層がないため、リサイクル紙への切り替えや繰り返し利用により環境負荷を低減
・磁気読み取り機能の廃止で、シンプルなデジタル対応設備に移行し、保守・更新を効率化

今後は自動改札機を更新し、2026年9月中旬までにすべての改札通路において、タッチ決済・QR乗車券が利用できるようになる予定だ。

画像: 2026年9月中旬までに、全部の改札機がQR乗車券・タッチ決済対応型に更新される。

2026年9月中旬までに、全部の改札機がQR乗車券・タッチ決済対応型に更新される。

QR乗車券導入の取り組みは鉄道各社にも広まっており、2026年10月1日につくばエクスプレスが磁気乗車券からQR乗車券に完全移行するほか、JR東日本も2027年春に近距離乗車券のQR化を計画している。

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