ユーザーはバッテリー交換に協力すると30分間無料乗車できる
Lime(ライム)は世界約30カ国で展開している、アメリカ発の電動マイクロモビリティシェアサービスだ。日本では2024年8月からサービスを開始し、現在は特定小型原付の電動スクーター「Limeラクモ」と電動アシスト自転車「LimeBike」の2機種を提供している。
新宿エリアは国内外から多くの観光客やビジネス利用者が訪れる東京屈指の観光・商業エリアである一方、都市機能が広範囲に分散しており、徒歩以外の短距離移動手段へのニーズが高まっている。
Limeはこうした背景を踏まえ、新宿エリアにおけるポート整備に取り組み、今回の2カ所のポート新設につながったという。
新設されたポートは、「D-Parking 歌舞伎町2丁目第6」と「D-Parking 歌舞伎町2丁目第7」の2カ所である。それぞれのポートには38台と60台の電動アシスト自転車が配備されており、利用者はアプリを活用して車両の検索や返却を行うことが可能だ。

「D-Parking 歌舞伎町2丁目第6」(左)と「D-Parking 歌舞伎町2丁目第7」。
また今後、車両のバッテリーを利用者自身がその場で交換できる専用スタンド「バッテリースワップステーション」の設置も予定している。従来、運営スタッフが行っていたバッテリーの交換作業を、利用者自身が行うことで充電待ちというムダを減らし、効率的で持続的な運用が実現する画期的な設備だ。
ちなみに、バッテリー交換作業中は利用料金カウントを停止するほか、インセンティブとして30分間の無料乗車特典が付与されるため「タダ働き」にはならない。運営サイドにとっては、スタッフの人件費と作業時間をカットでき、利用者にとってもお得に乗車できる。まさにWin-Winの施策と言えるだろう。

バッテリースワップステーションにセットされている充電済みバッテリーと車両のバッテリーを交換する。
同社は、2025年夏に沖縄県那覇市でバッテリースワップステーションを導入しており、新宿への導入は全国2例目となる。この大胆な取り組みが、電動モビリティシェアサービスにおけるスタンダードとして全国的に普及していくのか、これからの展開に注目が集まっている。
■ 新設ポート概要
【D-Parking 歌舞伎町2丁目第6】
所在地:東京都新宿区歌舞伎町2-30
配置台数:LimeBike 38台
対応車種:電動アシスト自転車「LimeBike」、電動シートボード「Limeラクモ」
【D-Parking 歌舞伎町2丁目第7】
所在地:東京都新宿区歌舞伎町2-31
配置台数:LimeBike 60台
対応車種:電動アシスト自転車「LimeBike」、電動シートボード「Limeラクモ」
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