2026年4月、日揮HD、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYは、名古屋市および中部国際空港と廃食用油のSAFへの資源化促進に関する協定を締結した。名古屋市が回収した廃食用油をSAFFAIRE SKY ENERGYのプラントで処理し、国内主要空港において航空燃料として使用する。

廃食用油を回収して航空燃料に転換する「Fry to Flyプロジェクト」

持続可能な航空燃料(SAF)は、廃食用油やバイオマス資源などを原料に製造される航空燃料で、原油を精製してつくられる従来の航空燃料と比べて、CO2排出量を大幅に削減可能だ。

現状では世界のジェット燃料生産量のうちわずか0.3%(2024年、IATA推計値)にとどまっているが、日本政府は2030年時点のSAF使用量として、「本邦エアラインによる燃料使用量の10%をSAFに置き換える」との目標を設定しており、今後の需要拡大が見込まれている。

中部国際空港は、家庭や店舗などで発生する廃食用油を回収し、それを原料とした燃料で航空機が飛ぶ世界を実現する共同プロジェクト「Fry to Fly Project」に参加している。その活動の一環として、2009年から廃食油回収に取り組んでいる名古屋市と、「Fry to Fly Project」参加企業である日揮HD、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYを引き合わせたことで、今回の協定締結につながった。

画像: 4月から廃食用油を回収し、SAFへリサイクルする取り組みを開始している。

4月から廃食用油を回収し、SAFへリサイクルする取り組みを開始している。

現在、名古屋市は市内71カ所の協力店舗において年間6万リットルの廃食用油を回収しており、これまでは主にバイオディーゼル燃料として資源化してきた。

今回の協定に基づき、2026年4月からは回収した廃食用油の一部をレボインターナショナルが収集し、SAFFAIRE SKY ENERGYのプラントに運んでSAF原料として資源化されることになる。

製造された国産SAFは当面、中部国際空港をはじめとする国内主要空港発の国際線旅客機や貨物機の燃料として使用される予定だ。

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