2026年4月15日、スカイドライブは国土交通省航空局より航空機設計検査認定事業場(ADO)に認定された。これにより、国が行っている検査の一部を自社で実施可能になるため、型式証明取得や2028年の商用運航開始に向けて大きく前進した形だ。

型式証明取得に向け一歩前進

スカイドライブは現在、日本とアメリカで機体の安全性を証明する「型式証明」の取得を進めており、今回、国土交通省航空局より航空法に基づく「航空機設計検査認定事業場(ADO)」として認定された。

認定事業場制度とは、事業場の業務遂行能力が一定基準に適合しているかどうか審査するもので、ADOは航空機の設計および設計後の検査を適正に行える体制を有する組織に与えられる。

この認定を受けた事業場は、航空当局から機体設計の適合性を検証・証明する権限が委譲される。つまり、国による検査の一部を自社で実施可能になるため、型式証明に向けた開発プロセスを大幅に効率化できる。

画像: 事業場認定書。空飛ぶクルマなので、業務範囲が「回転翼航空機」に分類されている。

事業場認定書。空飛ぶクルマなので、業務範囲が「回転翼航空機」に分類されている。

ちなみに諸外国にも同様の制度があり、EUでは欧州航空安全庁(EASA)の設計組織承認(DOA)、アメリカでは米国連邦航空局(FAA)の組織指定認可(ODA)に相当する。

2026年4月時点でADOを取得している企業は、国内でわずか6社で、日本の空飛ぶクルマ開発企業としてはスカイドライブが初めてである。

同社は2028年の空飛ぶクルマ商用サービス開始を目標に掲げており、今回のADO認定をもとに開発スピードをさらに加速させていく方針だ。


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