2026年3月14日、SWALLOWは特定小型原付の電動バイク「MOPERO 4U(モペロ フォーユー)」の予約販売を開始した。※本記事で試乗したモデルはプロトタイプで、製品版と仕様が異なります。

低床でまたぎやすく、バイク初心者でも乗りやすい電動バイクに進化

SWALLOWは電動キックボードや電動バイクなどを手がけるブランドで、16歳以上が免許不要で乗れる特定小型原付を中心にラインナップしている。

同社が2025年に発売した電動バイク「MOPERO mini cargo」は、主に登坂力と積載性能を重視した設計で、クラウドファンディングサイトMakuakeにて6200万円以上の支援と大きな反響を集めた。一方で、一部のユーザーから「またぎにくい」や「バイクの運転経験がないと乗りこなしが難しい」などといったフィードバックも寄せられていたようだ。

画像: 2025年に発売された「MOPERO mini cargo」は積載性能を重視して、高い位置で2本のフレームを渡す車体設計がなされていた。

2025年に発売された「MOPERO mini cargo」は積載性能を重視して、高い位置で2本のフレームを渡す車体設計がなされていた。

そこで販売顧客データを分析したところ購入者の80%が40代以上で構成され、またシニア層からの支持が高く、全体の34%を女性が占めるなど、従来モデルと異なるユーザー層に訴求できていたという。

今回登場した新製品「MOPERO 4U」は、こうした従来モデルへのフィードバックや試作モデルでの実証実験をもとに、女性ユーザーやシニア層にとってさらに使いやすい「漕がないママチャリ」というコンセプトで設計された。

自転車からの乗り換えであっても違和感なく移行できるように、小型自転車のような車体形状を採用し、自転車駐輪ラックにも入れられる。加えて、スカートでもまたぎやすいV字フレーム、高さを調整できるハンドルポスト・サドルポスト、大容量の前かご、リアキャリアなど、ママチャリで定番となっている機能・装備を持たせている。

画像: 自転車駐輪ラックに収まる前輪設計も注目だ。

自転車駐輪ラックに収まる前輪設計も注目だ。

とくに前かごは、ハンドルポストではなく車体フレームに直結しているので、重いものを載せてハンドルを切っても車体の重心を変化させないため高い走行安定性を実現、またセンタースタンドにより直立して駐輪可能だ。荷物が多い買い物用途でも安心して利用できるはずだ。

画像: 前かごは車体に直接取り付けられている。重い荷物を載せてもハンドル操作がふらつかない。

前かごは車体に直接取り付けられている。重い荷物を載せてもハンドル操作がふらつかない。

また、同社初となる16インチタイヤの採用や、自然な乗車姿勢を取りやすくするためにやや前方へ配置されたフットレストなど、「普段使いで少し気になる」部分を改良・解消してくれていることも嬉しいポイントである。

なお、サドルは幅広タイプで、前モデルのMOPERO mini cargoのスポーティで硬いサドルよりもやわらかく、Fiido Q1Sのふわふわサドルより固めな印象を受けた。座り心地という観点でも、老若男女幅広いユーザーに受け入れられる設計に仕上げられているのかもしれない。

気になる走行性能についても、48V・500Wハイパワーモーターとプラネタリギアの組み合わせで登坂能力32.5%(体重65kg)を発揮するほか、航続距離も50km(同65kg)と申し分ないスペックを有している。

画像: アクセル操作は、電動キックボードと同じく親指でボタンを押し下げるシステム。押し歩き時に誤操作する心配がない。

アクセル操作は、電動キックボードと同じく親指でボタンを押し下げるシステム。押し歩き時に誤操作する心配がない。

ちなみに、低床フレームの採用で重心を低くされているからか、16インチタイヤの影響か、はたまた前カゴレイアウトのためか、最高速6km/hの歩道走行モードでもふらつかずに安定して走行できた。MOPERO 4Uを含む特定小型原付で歩道を走行する機会はほぼないだろうが、超低速でフラフラせず走れたことは、車体の走行安定性が高いことの証左と言えるだろう。

車体カラーは、女性ユーザーを意識した明るい色彩が多い。「サンドベージュ」「パールホワイト」「ライトオリーブ」「マットブラック」の4色を展開し、いずれも車両価格は18万9000円。同社のオンラインストアにて2026年3月14日から予約販売を行なっており、同年6月頃から納車を始める予定だという。

【MOPERO 4U 主要諸元】
全長×全幅×全高     :1450×600×980mm
重量          :26kg
耐荷重         :125kg
ブレーキ        :ドラムブレーキ(前輪)/ディスクブレーキ(後輪)
歩道走行モード対応   :あり
バッテリー       :リチウムイオン(48V・13Ah)
モーター        :500W
航続距離        :50km(65kg・街中走行実測値)
タイヤサイズ      :16インチ
本体価格        :18万9000円

2026年3月19日、記事の一部を加筆修正いたしました。

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