リアルタイムのポート状況を確認できる新機能
経路検索のパイオニアとして1988年にパソコン用ソフトとしてサービスをスタートした「駅すぱあと」は現在、web版やアプリ版、法人向けサポートシステムなどを展開し、電車やバスなどの公共交通機関を利用した移動をよりスムーズにするため、経路検索サービスの拡充に努めてきた。最近では、シェアサイクルやデマンドバス、タクシーといった新しいモビリティを活用した移動経路の提案にも取り組んでいる。
今回追加された新機能では、経路検索結果の詳細画面から発着地周辺の電動アシスト自転車や電動キックボードなどのマイクロモビリティのポート情報を地図上で確認できるようになった。
同機能は、地図上でポートの位置が把握できるだけでなく、ポートアイコンの色で「貸出可能台数」のレベルをひと目で確認できる仕様となっており、ポートアイコンをタップすることで詳細情報が表示され、リアルタイムでの貸出可能台数や営業時間などの情報も確認可能だ。
また、「詳細を確認する」ボタンから各サービスの公式サイトやアプリにアクセスして、最新情報の確認や予約をすることもできる。

iOS版の画面操作イメージ。
これにより、自宅→駅/駅→目的地のようなファーストワンマイル/ラストワンマイルの移動手段を検討しやすくなるほか、鉄道やバスなど公共交通機関が遅延・運休するといったシチュエーションで、代替移動手段を探すことにも役立つだろう。
このサービスを提供するヴァル研究所は、今後も経路検索サービスのアップデートや関連システムの開発を進めるとともに、多様化する移動の課題解決を目指す関係者と連携しながら、より便利で快適な移動体験の実現に向けて貢献していくという。
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