2025年8月27日、NOT A HOTELは「NOT A GARAGE」ブランドから、日本初上陸ヘリコプター「AIRBUS ACH130 Aston Martin Edition」を販売開始すると発表した。モビリティ所有権を22口でシェア購入する形で、運航はAirXが担うという。

高級ヘリのシェア購入という斬新なプログラムにも注目

「AIRBUS ACH130 Aston Martin Edition」は、アストンマーティンの美学とクラフトマンシップを、世界的な航空機メーカーであるエアバスの精密なエンジニアリングと融合させた特別なモデルだ。ボディカラーにはアストンマーティンの象徴ともいえる「XENON GREY(キセノングレー)」が採用されており、熟練技術者による丹念な手作業の塗装によって、全長12.6mの機体が芸術作品とも呼べる質感を持つ。

また、キャビン内部はアストンマーティンの高級車にインスパイアされた、英国製の素材で細部まで作り込まれたデザインが採用されており、952馬力のエンジンからもたらされる134ノットの巡航速度と合わせ、空の旅を極上の体験へと導く。

画像: パイロット1名、乗客6名の7人乗りモデル。シートや内装はアストンマーチンインスパイアのデザインが採用されている。

パイロット1名、乗客6名の7人乗りモデル。シートや内装はアストンマーチンインスパイアのデザインが採用されている。

今回、同モデルの販売を手がけるNOT A HOTELは、「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、デザイン性とテクノロジーを融合させた別荘を提供している。具体的には、別荘の所有権を年間の滞在日数分だけ購入し、使わない日はホテルとして貸し出すというもの。

このビジネスモデルは、購入したハウスだけでなくNOT A HOTELグループの物件すべてを相互利用できるネットワーク性を特徴として、10泊単位からシェア購入することにより、移動と滞在を一体とした新しいライフスタイルを体験できるとしている。

NOT A HOTELは新事業としてジェット機やヘリコプター、クルーザーなどのモビリティを「使いたい分だけ所有する」シェア購入モデルを採用したNOT A GARAGEというサービスも開始しており、今回のアストンマーティンコラボヘリの販売も同サービスで展開される。これにより、購入や維持にかかるコストを抑えつつ、NOT A HOTELが提案する世界観を体現したモビリティを手に入れられる。面倒な管理や運航手配は不要で、予約や支払いなどの手続きはすべて専用アプリで完結する仕組みだ。

画像: 「NOT A GARAGE」はさまざまな高級モビリティのシェア購入を手がける。

「NOT A GARAGE」はさまざまな高級モビリティのシェア購入を手がける。

さらに、保有する利用回数を他のモビリティへ交換できる仕組みも今後提供予定であり、目的に応じて最適な移動手段を選べるようになる。NOT A HOTELのオーナーは宿泊日数を消費してこれらのモビリティを利用することも可能で、移動時間自体を特別な体験へと変えることができる。

ちなみに、運航に関するオペレーションはヘリコプターやビジネスジェットなど航空機による旅客サービスを手がけるAirXが担当し、オーナー限定で特別プランが用意されており、関東近郊のNOT A HOTELへの移動では片道最大60分まで利用可能となるほか、各拠点間をホッピングする形での利用もできる。

ちなみに、紅葉や花火大会の鑑賞をヘリコプターから楽しめるほか、着陸後には屋形船での食事を組み合わせるといった独自のサービスも周遊体験を提供するという。

【主要諸元 AIRBUS ACH130 Aston Martin Edition】
全長×全幅×全高     :12.64m×2.03m×3.61m
積載重量        :935kg
乗客・乗員       :乗客6名・パイロット1名
エンジン        :サフラン・ヘリコプター・エンジンズ社製 ARRIEL 2D 1基
巡航速度        :134ノット(248km/h)
航続距離        :642km

購入口数ごとの特典

1口2口
初期費用5500万円1億1000万円
維持管理費0円0円
利用回数
1回30分
5回/年
燃料費別途
10回/年
燃料費別途
所有期間5年5年
減価償却
※税制・税務上の取扱いは、税理士に要相談
最大4000万円最大8000万円
NOT A GARAGE 相互利用
※ヘリコプターや車など他モビリティ利用
NOT A HOTEL
相互利用
×
年間最大4回まで相互利用可能

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