テスラ初のダイナー&充電ステーションがハリウッドに正式オープンした。1950年代にインスパイアされたレトロフューチャーなスーパーチャージングステーションは、365日24時間営業。充電スペース兼駐車場は、テスラ車およびNACS規格充電システムを採用するEV車(アダプター利用含む)が利用可能だ。ノスタルジーと最新テクノロジーが融合したユニークな充電スポットは、ハリウッドの新たな観光スポットになるかもしれない。

映画の街に誕生したEVオーナーのためのレトロフューチャーな“アミューズメントスポット”

かねてより建設が進められていた「テスラダイナー」が、ついにオープンした。充電ステーション、レストラン、映画館が一体化した“アミューズメントスポット”には、合計80口のテスラV4スーパーチャージャーを備えた駐車場とともに、1950年代のドライブインを彷彿とさせるメニューを提供するレストランが併設され、ふたつのメガLEDスクリーンが映画をはじめさまざまなコンテンツを映し出す。しかも年中無休・24時間営業だ。ハリウッドのど真ん中(サンタモニカブールバード:ルート66沿い)に、こんな施設をオープンしてしまうところがいかにもテスラらしい。

画像: ルート66沿いの一等地に現れた巨大な充電ステーション&ダイナー。充電プラグを差し込めばドライブインシアターに。

ルート66沿いの一等地に現れた巨大な充電ステーション&ダイナー。充電プラグを差し込めばドライブインシアターに。

座席総数は250以上、駐車場に停めたクルマの中で映画を見ながら食事もOK

レストランは2階建て。正確に言えば1階はレストランで、2階には食事も可能な展望デッキ「SKYPAD(スカイパッド)」が併設されており、そこでは巨大なLEDモニターに映し出されるさまざまなコンテンツを目の前で楽しむことができる。

画像: 2階の展望席「SKYPAD」では目の前で映像コンテンツが楽しめる。

2階の展望席「SKYPAD」では目の前で映像コンテンツが楽しめる。

提供されるメニューも多彩なラインナップで、アメリカンカジュアルを基本としながら、ベジタリアン向けメニューも用意しているところがいかにも西海岸だ。ドリンクも多彩だが、さすがにアルコールの提供は行っていない。

駐車スペースはあくまでEV専用。テスラ車以外でも、NACS規格に対応することができれば他社ブランドでも利用できる。急速充電器はすべて最新のV4スーパーチャージャーだ。合計80口、つまり80台のEVが同時に充電できる。ロサンゼルスはもちろん世界でも最大規模のアーバン スーパーチャージャー ステーションだが、太陽光発電のキャノピーを併用することで、二酸化炭素排出量を年間約1200kg削減することに貢献するという。

画像: 西日を遮るキャノピーは日陰を作るだけでなく太陽光発電も行う。

西日を遮るキャノピーは日陰を作るだけでなく太陽光発電も行う。

なお、施設そのものはEVオーナー以外にも開放されており、近隣の駐車場にクルマを止めて、あるいは徒歩で来店しても大丈夫。食事をすれば追加チャージなく映像コンテンツを楽しむことができる。

テスラダイナーでしか入手できない限定グッズも販売

ハリウッドの観光土産として人気になりそうなのが、ここでしか手に入らない限定グッズの数々。アパレル、ライフスタイルアイテム、キャンディほか限定商品を販売する。新商品は継続的にリリース&更新されるが、直近のおススメは「オプティマス」のフィギュア。40個を超えるパーツと20個の関節ポイントで構成された1:10スケールのフィギュアだ。第2世代ヒューマノイド ロボットを彷彿とさせる外観と動きを、ここでしか手に入らない。ちなみにこちらの商品には、ミニ・フライドポテト(フィギュア!)のオマケも付く。

世界に類のない大規模充電ステーションながら、充電の待機時間さえアミューズメントにしてしまうユニークな取り組み。時間を持て余すことが多かった充電作業も、こんな施設だったら足しげく通いたくなる。ロサンゼルス観光の際には、足を伸ばしてみてはいかがだろう。

画像: Youtubeのテスラ公式チャンネルでは動画を公開中。レトロフューチャーな雰囲気をご覧になりたい方はこちらから。 youtu.be

Youtubeのテスラ公式チャンネルでは動画を公開中。レトロフューチャーな雰囲気をご覧になりたい方はこちらから。

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