2025年2月14日、愛知県・名古屋市に本拠を置くエイム株式会社は、超小型モビリティ(認定車)の「AIM EVM」を発表した。島嶼部での生活を豊かにすることをめざし、まずは2025年8月より沖縄県限定で販売する。販売予定価格は209万円、年間1000台の販売を計画しており、将来的には全国的な販売も検討している。

久々の2人乗り超小型モビリティがいよいよ発売

ジャパンモビリティショー2023に出品された超小型モビリティのプロトタイプ「AIM EV MICRO 01」が、「AIM EVM」としていよいよ発売される。全長2490mm、全幅1295mm、全高1560mm、ホイールベースは1780mm、最小回転半径は3.5mという超コンパクトサイズながら、2名乗車を可能としたほか機内持ち込みサイズのキャリーケース3個分の荷室スペースを確保している。

ちなみに超小型モビリティとは、ボディサイズや原動機(モーター)の出力に応じて3つに区分される1~2人乗りの乗り物のこと。「第一種原動機付自転車(ミニカー)」、「超小型モビリティ(型式指定車)」、「超小型モビリティ(認定車)」が該当するが、AIM EVMは「2人乗りできる超小型モビリティ(認定車)」という扱いになる。軽自動車をもとに策定された安全基準を満たしたうえで、ランニングコストも抑えた新世代モビリティの登場となる(※トヨタが2024年7月まで生産していたC+podと同カテゴリー)。

画像: 軽自動車の安全基準に基づいて策定された超小型モビリティ(認定車)の規格に準拠。

軽自動車の安全基準に基づいて策定された超小型モビリティ(認定車)の規格に準拠。

AIM EVMの開発コンセプトは、「島に住む人、訪れる人、すべての人が笑顔になるモビリティ」。開発当初より島嶼部での利便性向上にフォーカスしており、久米島をはじめとする沖縄県エリアでの綿密な実地調査を行い開発に反映している。日常の手軽な交通手段としてはもちろん、観光客向けのレンタカーやシェアカーとしての活用も見込んでいる(最高車は60km/h、高速自動車国道の走行は不可)。

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