2025年2月19日、ドコモ・バイクシェアは電動アシスト自転車のシェアリングに加えて、特定小型原付の新型電動モビリティ導入を発表。2025年春以降、まずは実証実験としてサービスを開始するという。
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電動アシスト自転車と電動バイクの2機種体制に
ドコモ・バイクシェアは、2011年のサービス開始以降、日本の道路事情や生活スタイルに合わせた身近な乗り物として、電動アシスト付き自転車を中心としたシェアリングサービスを提供してきた。
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ドコモ・バイクシェアはこれまで電動アシスト自転車専用のシェアリングサービスだった。
今回導入が発表された新機種は「特定小型原動機付自転車(特定小型原付)」区分の電動モビリティで、自転車感覚で漕がずに移動可能な「電動バイク」にあたる車両である。
自転車とほぼ同じ車体形状、タイヤサイズ、サドルを備えているため、従来の電動アシスト自転車と同様の運転感覚で利用できるが、歩道走行モードを搭載していないので、車道走行しなくてはならい点には注意が必要だ。
※特定小型原付の歩道走行は禁止されている。特定小型原付のうち、いわゆる歩道走行モードを備えた「特例特定小型原動機付自転車」であれば、歩道走行モードに切り替えた上で、普通自転車が通行できる歩道を走行することが認められている。
また法律上、特定小型原付は16歳以上であれば運転免許不要で誰でも利用できるが、ドコモ・バイクシェアの同機種は運転免許を保有するユーザーに限定して貸し出す仕組み。これにより、周囲の歩行者やクルマとの調和を図るという。
実証実験は2025年春に始まる予定で、提供エリアやスタート時期などサービスの詳細は今後発表されてくるだろう。続報に期待したい。
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