2024年12月2日、国土交通省による特定小型原動機付自転車の保安基準適合性確認制度「性能等確認制度」合格モデル一覧が更新され、モービルジャパンの三輪電動スクーター「TK3E」が追加された。
※この記事はウェブサイト「webオートバイ」で2024年12月5日に公開されたものを一部編集し転載しています。
※この記事はウェブサイト「webオートバイ」で2024年12月5日に公開されたものを一部編集し転載しています。
免許返納者や足が不自由でも安心な座席付きの3輪EV
モービルジャパンが販売する3輪EVバイク「TK3E」は、定格出力380Wの前輪インホイールモーターを搭載した座席付きモデル。小まわり性能が高く、またバック(リバース)走行可能なことと合わせて狭い場所で切り返しやすいのも嬉しいポイントだ。
車体の前後には荷物を入れられるバスケットを装備しており、フロントバスケットについては取り外してそのまま買い物かごとしても利用できるので、移し替えの手間も減る便利な仕様と言えるだろう。
航続距離は50km、登坂性能も10度(約17.6%)と必要十分なスペックを確保しており、車体価格も19万8000円とシニアカーの相場より若干リーズナブル。
16歳以上が免許不要で誰でも利用可能な特定小型原付は賛否が分かれるセンシティブな車両区分。ユーザーは交通ルールをきちんと知り、遵守した上で移動の選択肢のひとつとして活用してほしい。
【主要諸元 モービルジャパン TK3E】
全長×全幅×全高 :1170×595×930mm
重量 :42kg(バッテリー含む)
歩道走行モード対応 :あり
バッテリー :リチウムイオン(48V・12Ah)
モーター :380W
航続距離 :50km
充電時間 :6〜8時間
タイヤサイズ :10インチ(前輪)/12インチ(後輪)
本体価格 :19万8000円
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