2024年12月12日、愛知県名古屋市にある電動モビリティブランド「Sun Emperor(サンエンペラー)」は特定小型原付の電動バイク「Easy」を販売開始。見た目や手軽さは自転車、性能は電動バイクという、自転車とバイクのいいとこ取りを狙った新モデルだ。
※この記事はウェブサイト「webオートバイ」で2024年11月19日に公開されたものを一部編集して転載しています。

48V・500Wモーター×航続距離80kmのハイエンドモデルが登場

サンエンペラーは名古屋のモビリティメーカー有限会社龍昇が手がける電動モビリティのブランドで、16歳以上が免許不要で走行できる「特定小型原付」に区分される製品として、2輪スクーターの「SS1」、3輪スクーターの「SUNRIN」をこれまでラインナップしていた。

画像: 左が2輪スクーターの「SS1」、右は3輪スクーターの「SUNRIN」。

左が2輪スクーターの「SS1」、右は3輪スクーターの「SUNRIN」。

今回新たに登場した「Easy(イージー)」は、ぱっと見では自転車のように見える2輪バイクタイプで、コンパクトボディながら48V×500Wモーターを搭載(特定小型原付の上限は600W)しており、サンエンペラーの中のハイエンドモデルとして設定されている。

画像: 自転車ライクな見た目だがペダルレスの電動バイクである。

自転車ライクな見た目だがペダルレスの電動バイクである。

また、航続距離も80kmと特定小型原付の最上位クラスと同等のスペックを誇り、前後サスペンションや前後ディスクブレーキを搭載するなど、安全で快適な乗り心地を実現している。

画像: 前後サスペンション、前後ディスクブレーキを搭載して、乗り心地にも配慮されている。

前後サスペンション、前後ディスクブレーキを搭載して、乗り心地にも配慮されている。

ちなみに、自転車ルックだが駆動はインホイールモーターで行うためチェーンを装着していない。スカートを履いての乗車でもチェーンへの巻き込みリスクがないのも魅力で、折りたたみ機構によりコンパクトにできるのも嬉しいポイントだ。(※安全のため、乗車時の服装やアクセサリーにはご注意ください)

画像: 2ステップの折りたたみ機構により、折りたたみ自転車程度のサイズまでコンパクトになる。

2ステップの折りたたみ機構により、折りたたみ自転車程度のサイズまでコンパクトになる。

さらにスピードメーター部分にUSB タイプA端子を備え、車両本体には駐輪中に動きを検知して警報音を鳴らし、後輪を自動でロックするセキュリティ機能も搭載しているため、日常での利便性に優れたモデルといえるだろう。

画像: USB端子付きなのでスマホに給電できる。

USB端子付きなのでスマホに給電できる。

なお、ボディカラーは「ピュアブラック」と「ピュアホワイト」の2色展開で、車両価格は16万5000円となっている。家電量販店やバイク販売店、自転車販売店などの実店舗でも試乗や販売を行なっているので、メーカーHPの正規販売店一覧から確認してみてはどうだろうか。

【主要諸元 Easy】
全長×全幅×全高     :1310×590×1080mm
(折りたたみ時)     :730×560×600mm
重量          :25.7kg
耐荷重         :120kg
ブレーキ        :前後ディスクブレーキ
歩道走行モード対応   :あり
バッテリー       :リチウムイオン(48V・13Ah)
モーター        :500W
航続距離        :80km
充電時間        :7時間
タイヤサイズ      :14インチ
防水性能        :−
車両価格        :16万5000円

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